仕事で疲れた金曜日の夜の通勤電車の中で読んだせいだろうか。今ひとつ興味がわかず。
「仮想的有能感」
過去の実績や経験に基づくことなく、他者の能力を低く見積もることによって生ずる本物でない有能感
(著者 速水敏彦氏の造語)
結局本の中身については何一つ頭の中に入ってこず、この造語の定義についての知識を得ただけになってしまった。
他者を低くすることによって自分の価値をあげるということは、その価値判断を絶対評価ではく、相対評価で考えるということか?
最近流行りの「オンリーワン」は、周りに惑わされないということに価値を置く、絶対評価の考え方から来ている言葉だと思っていたのだが、オンリーワンと連呼しながら、一方では相対評価で物事を判断している。
器用な使い分けだと思ったのだが、みんなが素晴らしくてすべてがオンリーワンという考え方でなく、自分以外の人を下に下げるから自分がオンリーワンになれるのだという理論なら、すべてが合致するではないか。
(それともこんなこともこの本には書いてあったのだろうか?)
しかし今どきの若者は本当に「あなたは優秀!」と褒めながら育てられているのだろうか。
私は小さいころ親から「平凡が一番」と言われて育ってきた。
(たぶん特別なことをするとお金がかかって大変という経済的な理由からだと思われる)
そのせいか、オンリーワンという言葉がどうもしっくりこない。
「仮想的有能感」
過去の実績や経験に基づくことなく、他者の能力を低く見積もることによって生ずる本物でない有能感
(著者 速水敏彦氏の造語)
結局本の中身については何一つ頭の中に入ってこず、この造語の定義についての知識を得ただけになってしまった。
他者を低くすることによって自分の価値をあげるということは、その価値判断を絶対評価ではく、相対評価で考えるということか?
最近流行りの「オンリーワン」は、周りに惑わされないということに価値を置く、絶対評価の考え方から来ている言葉だと思っていたのだが、オンリーワンと連呼しながら、一方では相対評価で物事を判断している。
器用な使い分けだと思ったのだが、みんなが素晴らしくてすべてがオンリーワンという考え方でなく、自分以外の人を下に下げるから自分がオンリーワンになれるのだという理論なら、すべてが合致するではないか。
(それともこんなこともこの本には書いてあったのだろうか?)
しかし今どきの若者は本当に「あなたは優秀!」と褒めながら育てられているのだろうか。
私は小さいころ親から「平凡が一番」と言われて育ってきた。
(たぶん特別なことをするとお金がかかって大変という経済的な理由からだと思われる)
そのせいか、オンリーワンという言葉がどうもしっくりこない。
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