私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

シャッターアイランド

2010-04-10 19:54:01 | 映画鑑賞
孤島にある病院にやって来た二人の連邦捜査官。
船が引き返してしまえば外へは簡単に出ることは出来ない。
密室から逃げ出した女性を捜索しながらも、何故か自分自身の過去が時々フラッシュバックのように甦ってくる男。

何故彼の額には小さな絆創膏が貼られているのか。
何故、病院の職員は何か隠しているようなそぶりを見せるのか。

緊張感の奥に感じるどことなく感じる違和感はどこからやってくるのか。

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謎解きというよりも、だまし絵の感覚だ。
それは一番最初にスクリーンに映し出される平行線からも分る。
何故ディカプリオ演じる捜査官の緊張感と、周りの人物の緊張感に微妙に温度差があるのか・・・何故他の人物の緊張感の中に何か諦めた感じがあるのか。

答えは遠くにあるわけではない。答えがあまりにも近くにあり、なかなか全体を見ることが出来ないのだ。


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字幕版を見たかったのだが、時間が合わずに超訳と言われる吹き替え版を見る。
洋画の吹き替え版を映画館で見るのは初めてかもしれない。
確かに謎解き(否、設定の妙か・・・)に集中出来るかもしれないが、オリジナルの息遣いをもっと感じたかったと思う。
ディカプリオと他の登場人物では呼吸の荒さに違いがあったと思うのだが。

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始まる前の予告編は、なんとM・ナイト・シャマランの新作。
これに謎解きのヒントがあったと思うのは、かんぐりすぎか?


シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
デニス ルヘイン
早川書房

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