私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

男が愛する時 第9話

2013-05-02 21:38:29 | 韓国ドラマ あ行
テサンの桜の花の下でのプロポーズにも、驚く様子は見せてもすぐに返事をする様子もないミド。
嫌いではないが、テサンとの温度差がこんなにもあるとは・・・ミドにしてみたら「まだそんなに付き合ってもいないのに・・・」というところだろうし、テサンにしてみたら「結婚して彼女とゆっくり過ごしたい」という気持ちなんだろう。話あっても埋まりそうにもない溝だ。

テサンとの溝が埋まりそうにもないのは、事業のパートナーでもあるソンジュも一緒だ。休みにテサンの部下と遊んで時間をつぶす彼女。さらには週末の夕食を一人で取る彼女。あの企業ヤクザのボスと食事をするくらいなら一人での夕食を選ぶ彼女。
テサンの母を見つけてもそれをどんな風に自分の切り札にすればいいのか、一番いい方法を考える彼女。なんとか自分に優位な方法を考える彼女が非常に憐れに思えてくる。恋愛の溝は、努力では埋まらないんじゃないだろうか。

テサンの部下たちの結束は固いのかと思っていたが、溝はここにも生まれているようだ。
テサンの右腕であるジェヒの兄に「俺の変わりにテサンに借金を申し込んでくれないか?」というテサンの左腕。株に入れ込んでいる彼は穴埋めにテサンのお金をあてにしているのだ。それが無理と分かると「俺もボスを殺せばよかった。そうすればお金を工面してくれただろう」という左腕。あの企業ヤクザのボスはこの左腕に何かとちょっかいを出しているから、多分この溝もどんどん大きくなっていくのだろう。

ミドと自分の間にある溝になど気づきもせずに、彼女を自宅に招くことに一生懸命なテサン。
母に捨てられた過去がありながらも「愛してほしい!」ということに固執せずに「愛したい!愛しています!」という方向に愛情が向かうのはいい傾向だと思うのだが、愛し方がやや自分本位だ。
もちろんそんな風には思っていないんだろうが、「自分の夢を大事にすべき」というジェヒにミドの心が傾くのも分かる気がする。
そうかといって、ジェヒの愛し方がステキというわけでもないような気がするのだが・・・・・

彼女が憧れの芸術監督からもらったサインを書いた手帳をなくしても「失くしたんだったらまた手帳を買えばいい」というテサン。
こういう小さな一言の積み重ねが溝をどんどん大きくしていくのだ。
愛していると何度も言っているのに。。。彼女は全然近づいて来ないのだ。
そしてとうとうジェヒとの密会の場を見てしまうテサン。。。。

愛していると言っていたテサンがどんな風に豹変するのか。。。