私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

男が愛する時 第12話

2013-05-11 20:10:31 | 韓国ドラマ あ行
ジェヒがミドの部屋から出てくるのを見、若干違和感を覚えている様子のテサンだが、特に行動は起こさず。
「さっき電話したのにどこにいたんだ?シャワー?温泉を楽しみにしていたんじゃなかったのか?」とミドに対してごくごく普通の質問を続けるテサン。なんと一つもミドとジェヒの関係について疑っていないらしい。テサンの一目ぼれから始まった恋だからだろうか?ミドが自分を好きになろうと努力していることは知っていても疑うということは一つも思いつかないらしい。
翌朝自分たちがミーティングをする相手がソンジュの策略により来ないことを知り、テサン以上に起こるジェヒ。
「ソンジュが自分の事を好きな事を知りながら、その気持ちを受け入れず、結局7年間も彼女の気持ちを利用してしまった社長にも責任があります。」というジェヒは、テサンが止めるのも聞かずにソンジュの元をたずねて直談判だ。「社長は一度だってあなたを受け入れたことはないはず。今更ミドのせいでこんな風にビジネスの邪魔をするなんて小学生レベルだ!」と非常にもっともな意見をぶつけるジェヒに対し「あなたのお兄さんがどうして刑務所に行く事になったと思う?身代わりよ。だからテサンはあなたをずっと支援していたのよ。」と非常に分かり易い嘘でジェヒを傷つけるのだ。
後で涙を流そうとも、彼女が見え透いた嘘をついた事実は消えないが、ジェヒを傷つけるには十分すぎる嘘だ。
もちろん、テサンの右腕である兄がその嘘について正面からキチンを説明をすれば解決する話なのだが、ジェヒの兄はそうせず。「テサン兄さんはとにかくさびしい人なんだ!!俺を信じてくれ」という兄の言葉はジェヒの疑惑を大きくするだけ。
(テサンの右腕であるジェヒの兄は、テサンの母が弟を連れて家を出て行ってしまったことに関して絶対何か知っているに決まっている。そうでなければ、あんなにテサンを大事に思い、一生懸命テサンの母を探すわけがない。)

ミドの実家の雨漏りがひどいこと知り、彼女の良心を自分の家に呼ぶテサンだが「どうしても俺はいかない。お前にはまだ昔の香りがどこかに残っているような気がするんだ」というミドの父。そんなミドの父の言葉をかみしめつつも、ミド達を自分の家に呼び、家族のように接するテサン。
そんなテサンに感謝しつつ、彼と一緒に過ごすことを選んだかのように思えるミドだが、ジェヒがロンドンの仕事がダメになった自分のためにニューヨークでの仕事を世話しようとしていたことを知り、再び心が揺れるのだ。更にミドを忘れるために香港での仕事を選んだジェヒも自分の気持ちを偽ることが出来ず、とうとうテサンを裏切る道を選ぶ二人。
テサンが留守の間にテサンの家で裏切るなんて、切羽詰まっているとはいえもう少し自制心が必要だと思うのだが。。。。。テサンの帰宅で未遂に終わったとしても、もう言い訳はできず。
自分のクロゼットの中にジェヒのワイシャツを見つけたのだ。シャツを引きちぎるテサンの行為はある意味当然で必然・・・・

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どこまでも邪魔しようとするソンジュの存在、そしてミドの事を敵対視するお嬢様の横やりで彼女のロンドン行が中止になるなど、ドラマらしい不幸が続き、上手くいくはずのない二人の仲だが、テサンの突然の一目ぼれから始まった恋。それ以外にもやっぱり無理があったのだ。

前々回だったろうか、ミドに拒否されて彼女の元を7年間たずねなかった理由が明かされていたが(ミドはどこまでも気の強い女性だった)、その時のテサンのチンピラぶりがまぁなんとも言えないものだった。衣装だけでなく、態度もチンピラそのものだった。
今回、ワイシャツを引きちぎったことで、そのチンピラの気持ちが蘇ったことと思われる。
恋する男の気持ちは不可解な物に決まっている。今後の嵐のような展開を!!望む。