私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

病院船 第13,14,15,16話

2017-09-24 19:00:55 | 韓国ドラマ は行
バス事故の現場に駆け付ける病院船のメンバー達。肩の脱臼を押して治療にあたろうとするウンジェに「まずは自分の治療から」と彼女に諭すのは、漢方医であるキム。院長である父が漢方医である自分を認めない事でコンプレックスを感じているキムだが、そこを除けばかなり自信満々のイケメン。。。チャ歯科医もウンジェに興味を持っているようだし、兎に角ウンジェ本人がどう思っているかわからないが、彼女が病院船のメンバーになったことで一気に病院船が活性化したことは間違いないらしい。

しかし仕事で一番関わりが深いのはやはり内科医のクァクだ。バス事故の現場を無事に乗り切ったことでまた一つ絆が深まるというのは、同じ職場ではよくあるケース。お
彼女を連れて父の入所する施設を訪れるクァク。
長年の友人である先生の事は理解しても自分の事はわからないなど、父の状況は良かったり悪かったりだ。ウンジェが過去の手術のケースを見せると記憶がはっきりしたりもするが、記憶が混濁していることに変わりはない。
「延命治療をしないという同意書にサインした」と寂しく思いながらもほっとしている自分の気持ちを受け入れられないでいる様子のクァクを慰めるウンジェ。お互いの思いを確認しあうといういい場面とも言えるのだが、やや拗らせ女子とも言えるウンジェの様子は、出来る医師の姿とは到底思えず。

手話で患者と意思疎通を図るクァクの様子をたくましく思うも、「婚約者です」という美人女性画家の突然の出現に、分かりやすい動揺を見せるウンジェ。

恋人だった女性画家の浮気現場を見てしまったことで彼女との関係を終わらせたクァクに、彼女に対する未練などあるわけもない。
しかし、別れの原因を直接彼女に告げるには、クァクは優しすぎるのだ。自分の悪かったことなど頭にない美人画家はウンジェをライバル視しつつも、それを周りに悟らせないように、病院船の中に入り込むのだ。
拗らせ女子ウンジェと違いプロ彼女らしい振る舞いといえるだろう。

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息子を訪ねて病院船にやって来た漢方医キムの母が突然倒れたのを診察したウンジェは心臓の音を聞いただけで手術の必要性を判断する。
彼女が毎朝のジョギングの際に聞いていたのは音楽ではなく、亡くなった彼女の母が生前行った検査で残した心臓の音だったのだ。

自分が病院内のパワーゲームにだけに目を向けていたことで、母を救えなかったと思っていたウンジェは毎日のように母の残した心臓の音を聞き、漢方医の母の心臓の音にも同じ雑音があることに気づき、間一髪のところで漢方医の母の命を救ったのだ。
さらに漢方医である息子が母の治療を行わなかったことに対し「これだから漢方医はダメなんだ!」と言い放つ父である院長に対し「患者の関係者だったから私が治療に当たらせなかったんです。」と漢方医のキムをかばうウンジェ。拗らせ女子であるはずなのに、自分でも気づかずに漢方医のキムの気持ちもがっちり掴むとは・・・・