「恋愛カリスマなら私の恋愛遍歴を当ててみろ!」とフンナムに挑戦状を突き付けるジョンウム。
彼女は彼に何の気もないようだが、フンナムには若干何か感じるものがあった様子。たまたま見かけた5年前の空港での出来事を、さもキスをしたたことでわかったかのように言ってその場を優位に収めるが、ツンデレタイプのフンナムのライフスタイルにやや黄色信号が灯ったかのようにも見える。
ジョンウムの結婚相談所の優良顧客でありフンナムにとってはビジネスパートナーのオードリーは、婚活にばかりに気を取られて、仕事がちっとも進まない様子。結局一番最初に紹介した作務衣スタイルで山奥に住むキム・ソウルを再び彼女に合わせることにした二人。お腹がすいた彼女に庭で栽培したトマトを使ったパスタをふるまい、コーヒーを飲みたい彼女を牛車に乗せてコーヒーショップまで連れて行く。すっかりギャップ萌えにはまったオードリーだが、今度はキム・ソウルの方がつれない態度だ。
ミッションが成功したかどうか確信が持てないうえ、フンナムとジョンウムは車のキーを無くしてしまい、二人きりで山奥で一晩過ごすことになってしまう。芋を掘り、木登りをし、偶然見つけた小銭でラーメンを食べようとする生活力がたくましいジョンウムと違い、小動物が怖く、更に自転車にも乗れないフンナム。。。
こちらはギャップ萌えとまではいかないまでも、「子供の頃誰にも自転車の乗り方を教えてもらえず、さらには一緒に自転車に乗る友達もいなかったんだ・・・」とフンナムの寂しい子供時代を考え、同情の気持ちを持つジョンウム。
恐らく自分には大親友のジュンスがいるのに・・・という思いからなのだろうが、そんなジュンスが、大親友である自分の事を女性として見ていることに彼女は一つも気がついていないのだ。。。。
いとこに「ジョンウムの事が好きみたいだが、彼女は全然気がないようだ・・・」と痛いところを指摘されたフンナム。恋愛マスターのプライドがかけて、彼女を振り向かせてみせると意気込むところは、コメディの王道とも言える展開。
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見ている人の感想をと思い、検索してみると「いつものファン・ジョンウム」という、彼女の別の面が見たいというコメントがちらほら・・・ただ、私は殆ど見たことがなかったので、ロマンティックコメディの女王らしい彼女の鉄板演技も非常に楽しい。