気づかないうちにマクドナルドでコーヒーや甘い物しか頼まなくなってから何年も経ってしまったようで、チキンタツタが鳥インフルエンザの為に販売が停止になしり、その後しばらくしてから期間限定で発売されるようになった事もずっと知らずにいた。
今年のチキンタツタはONE PIECEとコラボということでCMも沢山放送されていたのだろう。私でもチキンタツタが期間限定販売だと気づき、「ゴールデンウイークだからマックにも立ち寄ってみよう」という気分になったのだ。
しかし、お店に入って気になったのは「喫茶マック」というスイーツのメニューの中にある「喫茶店のクリームソーダ」だった。
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小学生の頃の憧れの飲み物だったクリームソーダ。子どもの頃は「いつか大人になったら、自分で好きな時に喫茶店に入り、クリームソーダを注文したい」と本気で思っていたし、高校生の頃は「ユーミンが歌う『ソーダ水の中を貨物船が通る』というドルフィンというレストラン」に憧れてもいた。
しかしいつの間にかそんな事も忘れてしまい、気づいたら、いつの間にかクリームソーダは昭和レトロな飲み物になっていた。再び脚光を浴びた事でその気になればいつでも飲めると思ったのだが、逆に若い女性に混じって、一人クリームソーダを食す勇気は出ない事に気づいてしまった。
少し前に自販機で購入したクリームソーダを飲みながら、「再現度はそこそこあるものの、もっと本物感が欲しい」と思っていたので、マクドナルドで簡単にクリームソーダが飲めるとはなんという朗報。
見た目も私が子どもの頃憧れていたクリームソーダにピッタリだ。これに缶詰のサクランボが載っていたら最強なのだが、そこまでをマクドナルドさんにお願いするのは調子がよ過ぎる。この形状で喫茶店仕様を再現してくれた事に感謝するべきだろう。
甘い炭酸とグリーンの爽やかな色合いに心躍った子ども心を思い出し、驚くほどに暑いゴールデンウイークにクリームソーダで涼しい時間を過ごす。
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何年かぶりのチキンタツタも懐かしく美味しかった。
