ヒョンビンの初主演作品。
百万長者の初恋というタイトル通り、財閥の三世であるわがままで自分勝手でお金にしか興味のない高校三年生が、遺産相続の条件のために田舎の高校へ転校し、そこで初恋を体験するという、甘酸っぱい青春物語だ。
ソウルにいる時は、車もバイクも乗り回し、タバコも吸い、酒も飲み、女と遊びと非常に分かりやすい放蕩生活。
田舎にいってからは、ジャージに着替え、田舎の暗闇におびえ、庭先の蛙に驚き、妙に人懐っこい田舎の友人達に調子が狂いと、こちらも非常に分かりやすい展開だ。
そしてそこに可愛らしい女子の学級委員(映画の中では班長と呼ばれていた)が出現。
百万長者の初恋ゆえ、勿論ヒョンビン演じる放蕩高校生チェギュンと、愛の奇跡を信じる少女、学級委員のウナンの恋が始まるのだ。
大人ぶっていても所詮は高校生。若者ゆえ、恋に落ちるのは非常に簡単。その後はどんな展開が待っているのかと思いきや、あっという間に二人には避けようのない恋の終わりが来ることが分かるのだ。物語はあっという間に病気の少女を愛した青年の悲恋物語になっていく。
音楽こそちょっと切ないものが流れるが、秋の優しい陽射しの中をバイクで駆け抜ける二人、庭での水遊び、野原での散歩・・・
映画の後半は、二人の日常を切り取った場面が続き、秋の陽射しの中で和やかな時間を過ごす恋人達のプライベートビデオのような映像がどんどん流れてくるのだ。
別れを避けられないと知った二人が、残りの時間を二人だけで過ごそうとするところを非常に明るい映像で撮っている。
孤児であるウナンの寂しさ、同じように少年時代に両親をなくしたチェギンの寂しさ、そして二人の子ども時代など、ちょっとした出来事はあるが、後半は結局は二人が過ごした数ヶ月を追っていくというひねりの無さ。このひねりの無さにびっくりもするが、このシンプルさがこの映画の特徴かもしれず。
わがままな男子が好きな女子の前では非常に優しくなることや、去っていく女の子の健気さと、残していく者への気遣い。そんなことを織り込みつつ、
アイドル映画らしく主演の二人が非常に可愛らしく撮られていることにも納得する。
「病気です」という展開にまたかと思うが、非常に素直で悪意のない映画だと思う。映画としてよい出来かどうかは別にして、可愛い映画なのでとても気に入った。(ヒョンビンウォッチャーゆえ甘めの採点かもしれないが・・・)
ヒョンビンが数ある脚本の中から、どうしてこの映画を選んだのかとも思うが、若い時にしか出演することの出来ない映画だ。時間を戻すことは出来ないのだから、若さの証明という意味からも、ヒョンビンにとっては意味あることかもしれず。
ヒョンビン演じるチェギュンが爪を染める場面(花の汁で染めているのだと思う)が非常に可愛い。
男の子がままごと遊びに興じるのを「女の子になっちゃうぞ」とからかうのはどこの国でも一緒のようだが、韓国らしい言い回しで非常に可愛い場面だった。
百万長者の初恋というタイトル通り、財閥の三世であるわがままで自分勝手でお金にしか興味のない高校三年生が、遺産相続の条件のために田舎の高校へ転校し、そこで初恋を体験するという、甘酸っぱい青春物語だ。
ソウルにいる時は、車もバイクも乗り回し、タバコも吸い、酒も飲み、女と遊びと非常に分かりやすい放蕩生活。
田舎にいってからは、ジャージに着替え、田舎の暗闇におびえ、庭先の蛙に驚き、妙に人懐っこい田舎の友人達に調子が狂いと、こちらも非常に分かりやすい展開だ。
そしてそこに可愛らしい女子の学級委員(映画の中では班長と呼ばれていた)が出現。
百万長者の初恋ゆえ、勿論ヒョンビン演じる放蕩高校生チェギュンと、愛の奇跡を信じる少女、学級委員のウナンの恋が始まるのだ。
大人ぶっていても所詮は高校生。若者ゆえ、恋に落ちるのは非常に簡単。その後はどんな展開が待っているのかと思いきや、あっという間に二人には避けようのない恋の終わりが来ることが分かるのだ。物語はあっという間に病気の少女を愛した青年の悲恋物語になっていく。
音楽こそちょっと切ないものが流れるが、秋の優しい陽射しの中をバイクで駆け抜ける二人、庭での水遊び、野原での散歩・・・
映画の後半は、二人の日常を切り取った場面が続き、秋の陽射しの中で和やかな時間を過ごす恋人達のプライベートビデオのような映像がどんどん流れてくるのだ。
別れを避けられないと知った二人が、残りの時間を二人だけで過ごそうとするところを非常に明るい映像で撮っている。
孤児であるウナンの寂しさ、同じように少年時代に両親をなくしたチェギンの寂しさ、そして二人の子ども時代など、ちょっとした出来事はあるが、後半は結局は二人が過ごした数ヶ月を追っていくというひねりの無さ。このひねりの無さにびっくりもするが、このシンプルさがこの映画の特徴かもしれず。
わがままな男子が好きな女子の前では非常に優しくなることや、去っていく女の子の健気さと、残していく者への気遣い。そんなことを織り込みつつ、
アイドル映画らしく主演の二人が非常に可愛らしく撮られていることにも納得する。
「病気です」という展開にまたかと思うが、非常に素直で悪意のない映画だと思う。映画としてよい出来かどうかは別にして、可愛い映画なのでとても気に入った。(ヒョンビンウォッチャーゆえ甘めの採点かもしれないが・・・)
ヒョンビンが数ある脚本の中から、どうしてこの映画を選んだのかとも思うが、若い時にしか出演することの出来ない映画だ。時間を戻すことは出来ないのだから、若さの証明という意味からも、ヒョンビンにとっては意味あることかもしれず。
ヒョンビン演じるチェギュンが爪を染める場面(花の汁で染めているのだと思う)が非常に可愛い。
男の子がままごと遊びに興じるのを「女の子になっちゃうぞ」とからかうのはどこの国でも一緒のようだが、韓国らしい言い回しで非常に可愛い場面だった。
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