テヨンを寡婦にし、社会的抹殺を図る計画は、夫であるユギョムが戻って来た事で一旦は収束するものの、テヨンが、ユギョムが本物でなくスンフィが扮装している事を簡単に見破るのは当然だ。清での公演を自分の死まで偽装してキャンセルし、肩に刺青までしてテヨンの元に駆け付けたスンフィ。
テヨンが拒んでもスンフィは彼女を助ける為なら何でもするということだ。冷静に考えると二人が一緒に過ごした時間はいくらでもないのだが、会うたびに起こる各種の出来事はそれだけ印象的だったということだ。
弟のデギョムも姉テヨンを助けられて安心していたところに、妻が実母の計画で自分に近づて来た事を知る事になる。テギョムの妻も自分が実母に騙されていたことを悟るのだが、もう後戻りはできない状況。とにかくテヨン憎しの彼女の母を止める者はもういないのだ。
実母が毒まで準備してユギョム兄弟の殺害を計画していることを知り、何とか止めようとするも、実母の遺体が発見され、デギョムの妻は自分が殺害したと告白して拘束されるのだ。
偽のユギョムの死体の準備から丁度いいタイミングでのテヨンの事務所へ乗り込むなど、後ろにもっと大物がいる事が推測される事態だ。
結局は、金と権力を手に入れたい者が、息子の為にペギを殺害し更には実の娘をテヨンの元に送り込むという女性を利用しているのだ。
小悪人は自分の手を汚し、大悪党は影でこっそり糸を引くという・・・一発逆転を願うも簡単にはそうならない展開が続く。