人気を博していた劇団を辞めてまで自分の元に駆け付けてくれたスンフィをどのように受け入れればいいのか悩むテヨンと、実母の願いを聞いたが為に夫であるドギョムを裏切ってしまった事に悩むミリョン。
テヨンは自分の為にスンフィが自分の人生を捨ててしまったのではと思い悩み、ドギョムはミリョンを想いながらも、彼女が自分を慕って結婚してくれたのではなく、実母の復讐を遂げる為に自分と結婚したという思いから抜け出せない。
それぞれお互いの伴侶との関係性には悩みながらも、テヨンはミリョンの辛い気持ちを理解して彼女を守ろうとし、ドギョムはスンフィがどんな思いで刺青まで入れてテヨンを助ける為にやって来たかを良く理解しているので、テヨンとスンフィの幸せを願っている。
これまで恐ろしい程の急展開で話が進んでいたので、一息つくような思いやりが感じられる温かい展開にホッとするものの、好事魔多しだ。
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自分の結婚をクドクに邪魔された事を今でも根に持ち、彼女を探す事が生きがいになっている両班の娘。婚期を逃し妾として嫁ぐ彼女は、クドクを探す事を結婚相手に求めるのだ。この執念を別の事に生かせば、もっと幸せな人生が送れたはずなのにと思って観ていたのだが、なんとその相手はテヨンの存在を煙たがっていた大悪党ではないか。
思わぬところで利害関係が一致しテヨンに危機が迫る・・・