なぜいま飲食店の迷惑行為が続々と発生するのか 飲食専門弁護士が考察
私は子どもの頃、母親から「食べ物で遊ぶと目がつぶれる」と怒られていた事を覚えている。
お腹がいっぱいになり、もうこれ以上食べられないと思った時、箸を持ちながらも、どうしようと逡巡していると、「箸で遊んでないでちゃんと食べて」と凄まれたし、お砂糖と牛乳をかけたイチゴを食べる際、「怒られない程度に潰してイチゴミルクにしよう!」と思いながらも、途中で楽しくなり結局スプーンで潰しすぎて、「食べ物で遊ぶと目がつぶれる」と大目玉を食った。
幼稚園で友達から「カレーはご飯と一緒にしっかり混ぜると美味しい」という情報を仕入れたものの、母は混ぜて食べる派ではなかったので、結局一度もやった事がなく今日まで来てしまった。(混ぜると確実に怒られる雰囲気があったのだ)
今でこそ、韓国料理でビビンパを食べる際はそこそこ混ぜるが、それでも韓国人の知り合い曰く「混ぜ方が足りない」との事。しかし、子どもの頃の思い出が顔を出し、結局そこそこしか混ぜられない。
******
昨日のお昼は、タイミングを逸してしまい、少し遅めの昼食となった。
会社近所の立ち食いソバやに入ったのだが、2時過ぎでも、八割方席は埋まっており、コートも着たままで無言でそばを食べるサラリーマンが何人も居た。
皆、最後の一口を口に入れると、お盆の上を片付けそそくさと席を立つ準備が始まる。
滞在時間は平均で10分程度ではないだろうか。割りばしも楊枝も刻んだネギも立ち食いソバ屋さんらしくカウンターに普通に並べられている。
割りばしが袋入りになり、楊枝も個別包装になり、刻んだねぎの器もカウンターから消えてしまったら・・・立ち食いソバ屋はどうなるのか・・・・
*****
報道では、色々な検証もされているのは知っているが、私が言えるのは「食べ物で遊ばないでください」という事位だろうか・・・「迷信は聞きたくありません」と言われそうだが・・・