医療過誤で窮地に追い込まれ、更に『大臣の推薦により、ハングク大学病院の重症外傷チームを立て直す為にやってきた』という経緯も疑いをもたれる事に。。
ハッキリとした決着がつかず、というか、そんな決着よりも患者の治療を優先するペクがあまり取り合わない為、スッキリとしない状況だといえばいいのか。まぁ、こういうことの火消しは、余計な事を言わず「違う」と短い言葉で説明し、あとは自然鎮火を待つというのが正解だろう。
それよりも、経費が足りないから救える患者も救えないという状況を打開したいペクと、なんとかペクのイメージを回復させて自分自身のイメージをもアップさせたい大臣。そんな大臣が持ち出したのは南スーダンで負傷した韓国軍兵士の救出作戦。
治安のよくない中での治療が難しいということで、ハングク大学病院の重症外傷チームが現地に飛ぶ事になるのだ。
そんな危険な地で、ハングク大学病院にやって来る前、銃弾が飛び交う中、自分も銃を片手に傭兵達の治療に当たり、高額な報酬を手にしていたペクの真意が明らかになる。どんな所でも患者を救う事が一番の目的だった彼。傭兵達を救い、手にした報酬を医薬品の購入に充てていたのだ。
ペクが負傷した兵士を助ける姿を間近で見た一番弟子でもあるヤン。無事に救出が出来、めでたしめでたしかと思ったら、帰国後に、ヤンに降りかかるペクの元での卒業試験の様な厳しい状況。
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背中で語るペクの行動を見ていたヤンにもきっちりペク・ガンヒョクイズムが浸透していたという、びっくりするほど直球な結末だ。
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『患者を救う』という一点に全集中して行動するというペク。多くは語らず、でもそのブレない思いはびっくりするほどストレートに伝わり、すっきりするドラマだった。
3年後位に多分part2が見られるだろうと勝手に予想している。