かなり前だが、知人が帯状疱疹を発症しお見舞いに行った際に「痛みが強くて大変だった」という話を聞いたのがずっと心に引っかかっていた。
更に最近頻繁に流れるテレビCMにも背中を押され(更に母の日には新聞に大きな広告も掲載されていた)今日の午後ワクチンを打つ。
ワクチンは、生ワクチンで接種は1回、費用は1万円程度で予防効果が70%程度で持続性が5年程度のビケン、不活化ワクチンで接種は2回、費用は2回で4万円程度、しかし予防効果が96%程度で持続性が9年以上のシングリックスの2種類。
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筋肉注射を2回打つ必要があり、更に1回あたり2万円程度とお値段もかなりな不活化ワクチンのシングリックスだが、発症抑制効果も高く、持続期間も長い事もあり「せっかく打つ事を決めたのだがから」とこちらを選択。
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東京都では『2023年度より接種費の個人負担軽減のため、帯状疱疹ワクチンの接種費を助成する区市町村への補助事業を実施しています。』との事だが、私の住んでいる所では補助金制度の運用はない。
接種してくれたお医者さん曰く「コロナ前に医師会等で補助金について強く働きかけをする事で話が進んでいたのだが、コロナ禍になって話はとん挫してしまった。」との事。「コロナがなかったら、もう少し補助金についても地域差がなく進められていたと思うんだけれど・・・」と言っていたが、せっかく思い立ったので補助金がなくとも打つことを選択。
「コロナ禍収束に伴うリベンジ消費」という言葉を耳にしたのは随分前のような気もするが、自分の中では接種費用の4万4千円はリベンジ消費だ。
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