正月らしくない話題
一部のSNSで評判の悪い調査がある(朝日新聞)
コロナ対策 評価する政治家は?の調査結果だ
結果は
1位 吉村大阪府知事
2位 小池東京都知事
3位 鈴木北海道知事
4位 菅首相
5位 安倍前首相
6位 西村経済再生相
この結果に対し、不満が溢れているのだ
肝心な時期に大阪都構想の住民投票をしたり
イソジンのデマを撒き散らしたり、兵庫県知事と口争いしてみたり
またやたらと横文字を使いたがって
言葉遊びのみで本質的なことを口にしない様子や
自分の言葉で語らない方々が上位を占めていることに
納得できないとしているのだ
自分は大阪でも東京でもないが、この二人の知事は軽い発言の
パフォーマンスに過ぎない気がしていたし
自分の言葉で言わない菅さんは端っから信用できないと思っていたので
(安倍さんはあのマスクに使ったお金はもったいないので)
不満を漏らす人の気持がよく分かる
もちろん彼らを評価する人もいるのも事実だろう
しかし、ちょいと考えてみた
この調査をまるっきり反対の聞き方をしたらどうなんだろう?と
「コロナ対策 評価しない政治家は?」
と聞いたならば、どのような結果が出るだろう
これは、好きなタレントと嫌いなタレントの時の場合と同じで
同じ結果が出るのではないだろうか
順番は多少違っても出てくるメンバーは変わりないのではないか
結局のところ、この調査は単に知名度のランクを表しているだけではないのか
(と思ってしまう)
知名度とはメディアへの露出量に比例する
露出の多い人(テレビに良く出てる人)は「よく頑張っている」
と、あまり考えずに判断を下す人が多いのではないだろうか
何かを知るためには少しの努力とか手間がかかる
(いろいろ知ってみると高評価に値するのは和歌山県知事だと思う)
その労力を割かずに、目の前に向こうからやってくる情報だけで
適当に答えるならば、露出の多い人が有利なのは明らかだ
そして現実に困ることになるのは、そのように判断する人がが多い場合
これは「事実としての社会の評価」の判定が下され
「多くの人が思うことは間違いないだろう」
と多数派に属することで安心する人は、この判定を丸ごと信じてしまう
メディア自身が、この手の調査は反対の聞き方をしても同じ結果が出そう
ということを知っているか、いないかは、大事なポイントになる
知っていた上でこのような報道をするならば、なんらなの意図がありそうだし
知らないなら、それはそれであまりにも世間のことを知らなさすぎるような気もする
世論形成に大きな力を持つメディア
それが本来あるべき姿で稼働しているか、、、
本当に心配なこの頃