田舎にいるだけでなく、早寝早起きしてるので自分は情報弱者かもしれない
現役の人間が情報の拠り所としているニュースステーションやNEWS23などは
布団の中の出来事で、その報道への批評をツイッターなどで知るしかない
ただ流石に昨日は、大きなニュースが2つもあって否応なしに耳に入った
一つは日本国内のこと、東京で新型コロナ陽性者は2447人もの数に達したこと
そして緊急事態宣言を政府が東京・神奈川・埼玉・千葉を対象に発出したことだが
これは前々からその内容は漏れ聞こえていたので特に驚くことはない
緊急事態宣言を発出と言っても、形式的な手続きを行ったに過ぎない
肝心なのは発する立場の人間がどれだけ説得力をもった発言をするかが問われるのだが
相変わらず熱量のないReader(Leaderではなく)の様相
こんなのを見るとイラツキそうになるので彼の顔を見ないようにしているのかもしれない
(彼は現状分析を自分の好ましいと思う判断で行っていないか)
もう一つはアメリカの連邦会議堂へのトランプ支持者の乱入
1月6日は形式的な手続きとして大統領選の結果を上下院が確認することになっていたが
その今まさに作業が行われている最中に静止を振り切って乗り込んだ人たちがいた
一番最初に驚いたのは、乗り込んだことではなく一人の女性が銃で撃たれて亡くなったことだ
銃で撃たれた、、何故、、誰が、、警察が、、止めるだけなら銃を撃つ必要まであったのかな
最初に頭に浮かんだのはこのことだ
現場の状況がわからないので、警察の判断が正しかったか過剰であったかはわからない
しかし、力づくで解決しようとするような姿勢が垣間見られたようで
アメリカという国は危なっかしい国だと感じたりする
トランプさんが集まった支持者に向かって議事堂に進むようにツイートして
それが結果的に行動につながったというのが大方の見方だが
SNSがこれだけ広まった社会にはいろんな情報が入り混じっている
支持者が乱入しているように見えるが、警察が招き入れている(様に見える)動画があったり
乱入した支持者のリーダー格は以前から問題視されていたQアノンや陰謀論の信奉者であったとか
つまりは両サイドからそれぞれに都合の良い情報が出回っている
ただ、あってはならないことが起きた事実には変わりない
陰謀論がかなりの多くの人の中に巣食っているようだ
ディープステート(闇の政府 反トランプ側 一部の企業とかCIAやFBIも関与)が
世界を仕切っているだとか、民主党側は2年ほど前から選挙の不正を計画していただとか
その手のにわかには信じがたい説が、ある連中の中には事実として刻まれている
(そして日本の中にもこれらを信じている人が少なからずいる)
アメリカのテレビ視聴者はほとんどがケーブルテレビで
好きな番組・放送局は選択するようになっていて、共和党寄りはFOX、民主党寄りはCNNとの
姿勢がはっきり分かれていて、それぞれの支持者は自分の気に入らない報道などは見ようともしないらしい
日本を例に取れは読売・産経新聞(日本テレビ・フジテレビ)対 朝日新聞(テレビ朝日)・東京新聞の
構図と一緒だが、日本はとりあえず公平を装っているのでアメリカほど極端ではないかもしれない
(しかしそれ故にぼんやりとミスリードされているのかもしれない)
「社会の分断」との言葉が使われているが、それをリアルなものとして捉え理解して
分断をなくすための手立てを、必死になって試行錯誤しないと分断はますます進んでしまう
分断が際立つのは「経済的な分断」ついで「知の分断」
ただし「知の分断」は所得の差異に由来すると言えるかもしれない(そればかりではないが)
自分は社会は試行錯誤の連続で、完璧なものは存在しないと思う
問題が発生したその都度その都度、不断の努力で良いものにすべく方法・制度を
探していくしか手はないと思っている
だが問題は、それを誰がしていくのか、、、となると
それは誰か(自分以外の人)ではなくて気づいた人ができる範囲内ですべき
だと思ってる(と思いたい)
だがその一歩を踏み出すのが、脚にオモリを付けているいるかのように重い
自分も含めてどうしたら良いのか、、自分にできることは何か
と落ち込みそうになりながら、つらつら考えてしまう
できることなら、やはり若者に頑張ってもらいたいが、、、