年齢を四捨五入して、その結果にため息混じり声がでたのは、だいぶ前のこと
今は各施設の割引を利用できるのが、得したような気がするものの
素直に喜べないのも正直な気持ち
あまり成長していないな、、とか
この年齢になって感じたり考えたりすることは、この程度のことか!
と少しばかり情けなく思うが、仕方ない
先日、あるところで同世代の方から話しかけられた
「この間、道で小学生くらいの子から声をかけられたのだけど
それが『おじいさん、ここに行くのはこの道でいい?』だって!
おじさんじゃなくて、おじいさん、ショックだったな」
その方は髪は沢山あるし白髪もないし顔の色艶も良い
自分から見ればとてもおじいさんには見えない
でも、子どもから見れば、、、、
自分は自分との付き合いで、どんな成長のない人間かはわかっているが
子どもからすれば、姿かたちから(自分らが子供の時、感じたように)
「おじいさん」と見えているのだろうか
新聞に掲載された大学入試のテストをトライしてみようとするが
字が小さすぎて読めないし、読もうとする気力もない
それに大半のことは忘れてしまっている
自分の一番頭の良かった(?)時期は、とっくに過ぎてしまった
とつくづく実感するが、それでも負け惜しみのように
肝心なのは知識量ではなくて、もっと別のもの
何かに興味を持つとか、感じるとか、経験によって直感的に本質にたどり着けるとか
人に共感するとか、意見が異なるとしても一旦は受け入れることができるとか
つまり総合的なものは負けちゃいない、、と思いこもうとしている
でも、子供らに見えているのは、おじさんじゃなく、おじいさんか、、
仕方ないが、それでも、、、