イラガの繭
小枝に付いているのは、大きさ12mm前後のイラガの繭(まゆ)です。
繭には独特の灰白地に茶色の縦縞模様がある。
分泌液によって形成され、石灰質で硬い。
繭の中は前蛹(まえさなぎ)と呼ばれる状態で、
この形で越冬。
来年の5月頃から羽化し始め成虫として出てきます。
硬い繭は上部の方に丸く弱くなった箇所が作られていて、
内部から力を加えると簡単に丸い蓋(ふた)となって開くそうです。
イラガの繭は普通カキ,ナシ,ウメ,リンゴの木で見かけます。
イラガの繭は、穴の開いた形から雀の小便担桶(スズメのしょうべんたご)ともよばれます。
☆私が見つけたものは、
ハンノキに産みつけられていました。