メハジキ(目弾)
<シソ科メハジキ属>
道端や荒れ地に生える50~150センチの多年草。
(図鑑によって1年草とか2年草または多年草とか書いてあるが、
種が零れるのか・いつも同じような場所に生えている)
茎の断面は四角形で直立し、白い短い毛が密生する。
茎の上部の葉のわきに淡い紅紫色の唇形をした花を輪生状に咲かせる。
花冠は10~13ミリくらいで、外側に白い毛が密生する。
下唇は3つに裂け、濃い紅紫色の筋が入る。
葉には柄があり、対生。
茎の上部につく葉は細く線形。
茎につく葉は楕円形で3つに深く裂け、断片はさらに羽状に裂ける。
(根際から生える葉は卵心形で長い柄があり、ふちに鋸歯がある。
根際から生える葉は花時には枯れる)
花後の実は分果(複数の子房からできた果実)で4つのブロックからなるそうだ。
私は果実は見ていない。
和名の由来は、子供が茎を短く切って瞼に挟んで、
目を開かせて遊んだことによる。
別名
益母草(ヤクモソウ)で、
古くから中国では婦人薬として利用されていたことからきている。