ユリノキ(百合木)の実
<モクレン科ユリノキ属>
落葉高木。
公園や街路樹によく見られる。
葉が半纏に似た形なのでハンテンボク(半纏木)とか、
奴凧や軍配のようにも見えるので、
ヤツコダコノキとかグンバイノキとも言うと、図鑑には書いてあつたし、
そう教えてもらったものだが、
この頃は、半纏も軍配も、奴凧も死語になってしまい、
若い人にはTシャツの木などと説明しなければならないようだ。
春に直径5~6センチで帯黄緑色のチューリップに似た花を咲かせる。
花弁は6個で基部に橙赤色の斑点がある。
萼片は淡緑色で3個あり反り返る。
果実は翼果が集まった集合果。