バクチノキ(博打木)の実
<バラ科サクラ属>
暖地の沿岸地に生える常緑高木。
樹皮は灰褐色で鱗片状にはがれ、そのあとが紅黄色になる。
博打に負けて丸裸になるたとえで、
赤裸になった様子から、バクチノキ(博打木)と言う。
(ちなみにセイヨウバクチノキの木肌は黒です。)
葉は互生し、長さ10~20センチの長楕円形で
革質。先は尖り、ふちには鋭い鋸歯がある。
腺点は葉柄の上部にある。
9月頃、葉のわきから短い総状花序をだし、
直径6~7ミリの白い花を密につける。
花弁と萼片は5個。雄しべは多数あり、花弁より長い。
雌しべは1個。
果実は初めゆがんだ卵形だが、翌年の5月頃に楕円形になり、
紫黒色に熟す。
葉は咳止め、鎮静剤に使用される。
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