れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

アブラギリ(油桐)の実と花

2014-12-04 07:39:25 | 木の実

アブラギリ(油桐)の実と花
<トウダイグサ科アブラギリ属>
暖地に植えられ、野生化している落葉高木。

以前、綺麗な花が落ちているのを見つけて
名前が解らなくて、
「不明の花」のフアイルに入れておいたものが、
今回、アブラギリの花だと知った。
実も落ちていたのを拾ったのも初めてだった。
新宿御苑にて。



葉は長さ15~20センチの心形で、
先は尖り、しばしば2~3裂する。
葉柄の上部に腺点が1対ある。

形はさきっちょをつまんだ肉まんみたい。

「不明の花」のフアイルから出せたアブラギリの花
5~6月、
直径約2センチの白い花が開く。
雄花と雌花が別々に花序をつける。
花弁は5個で
始め基部は淡黄色だが、のち紅色を帯びる。



古くから栽培されている。
(種の化石が洪積世からでている。)
果実は直径2~2,5センチの扁球形。
種子は3個。

別名ドクエ(毒荏)は、
桐の葉に似て、種子から油を取ったが、
タンニンを含んで有毒だったのでその名がある。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シリブカガシ(尻深樫)の実 | トップ | ヤマブキ(山吹)の実 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

木の実」カテゴリの最新記事