アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
アレチヌスビトハギもヌスビトハギもフジカンゾウも花は似ている。
あえて言えば、アレチヌスビトハギは、帰化植物だが、花がヌスビトハギより華やかで大きい。
写真写りもいいのだ。フジカンゾウも似ているが葉が、大きな羽状複葉なので区別がつく。
本来ならヌスビトハギから書きたいのだが、花が小さく、
華やかさに欠けて写真が撮りづらい。
日本古来のものだから、質素で優しい感じに咲くのがヌスビトハギで、
実が盗人の足跡みたいなのでこの名がある。
北米原産の帰化植物。
荒れ地や道端に生え、花は紅紫色で長さ6~9ミリの蝶形花。
茎は高さ50~100センチ。
葉は3小葉からなり、小葉は長さ5~8センチ、幅1~4センチ、個体により
違いもある。両面に毛があり、下面は多毛で淡色。
果実は扁平で4~6節にくびれ、各節の間は三角形に近く、下縁は急角度の曲がり、
上縁はほぼ直線状、各節1種子が入る。
上はアレチヌスビトハギの実
ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
果実の形を盗人の足跡に見立てた名前と、
果実が盗人にひつつくからと言う説がある。
葉は3枚の小葉に分かれる。
小さな淡紫色の花は蝶形花で、まばらな穂になってつく。
山野の草地や道端に見られ、草丈は60~100センチ。
晩秋に藪を歩くと種子がよくひつついてくる。
この形をサングラスとかブラジャーとか言って観察会では笑いがわく。
上はヌスビトハギの実
フジカンゾウ(藤甘草)
<マメ科ヌスビトハギ属>
名前は、この葉が漢方に登場するカンゾウ(天草)に、
花が藤(フジ)に似る事からこの名がある。
背丈は1メートルを超えるものもあり、葉も大きな羽状複葉。
上はフジカンゾウの実。
実はヌスビトハギにそっくりだが、大きさは3~5センチとヌスビトハギの倍はある。
ヌスビトハギの咲く頃だろうと探しに行き、アレチヌスビトハギの花と実を見つけました。
始めてみたときは、実の形が違うので???と首を傾げ ずいぶん調べたものです。
フジカンゾウも ぜひみたいです。
こんにちわ。
たまたま一緒の記事でしたね。
コメントの書き方が解らないので、
トラックバックの所に書いて置きましたけど、よかったかしら。また遊びに行かせてくださいね。
ありがとう。
ずい分前に「FC2ブログの拍手コメント」を頂いていたのに、全然気づいていませんでした。
ありがとうございます。
10月末に同じところに散歩に行ったけれど、もうヌスビトハギは見つからず、セイタカアワダチソウがきれいに咲いていました。
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