カジイチゴ(構苺)の冬芽
<バラ科キイチゴ属>
幼い頃、、家の庭にもあり淡橙色のイチゴの実がなると
嬉しくてよく摘んで食べたものだ。
其の頃はキイチゴと呼んでいたが、
観察会に行って、これがカジイチゴ(構苺)だと教わった。
枝や冬芽は緑色~紅紫色を帯びる。
落葉低木。よく枝分かれし、はじめは刺があるがのちに無くなる。
横に並ぶ副芽を持つ。
托葉は葉柄基部につくので托葉痕はない。
もう枯葉になつているが、葉は掌状に3~7裂する。
4~5月、冬芽から伸びた枝の先に直径3~4センチの白い花を咲かす。
果実は直径2センチほどで淡黄色に熟し食べられる。
俳句では木苺(きいちご)
木苺熟る(きいちごうる)春に使うときは木苺の花(きいちごのはな)
木苺の種舌に旅はるかなり 千代田葛彦
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