れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)サギゴケ(鷺苔)カキドウシ(垣通)トウゴクサバノオ(東国鯖尾)イチリンソウ(一輪草)ベニシジミ(紅蜆)

2022-04-18 09:35:36 | 野の花と昆虫

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
<ゴマノハグサ科サギゴケ属>
湿り気のある水田の畔などに群生する多年草。
葉は根元に集まり、その間から横に這う枝をだし広がる。


横に這う枝先の葉は対生し、ごく小さい。
根元の葉は、倒卵形で、縁に不揃いの鋸歯がある。
根元の葉の間から花茎を伸ばし、まばらにいくつかの花をつける。
花冠は紅紫色。

下はサギゴケ

サギゴケ(鷺苔)
<ゴマノハグサ科サギゴケ属>
いサギゴケをサギゴケと言い、
紫色のものは、ムラサキサギゴケと言う。


カキドオシ

カキドオシ(垣通)
<シソ科カキドオシ属>
つる性の多年草。
茎は初め直立し、花が終わる頃には倒れて地表を這う。

葉は対生し、長い柄のある腎形で、先は丸く基部は心形。
花は淡紫色の唇形花で、柄があり葉の脇に1~3個づつつく。


トキワハゼ
<ゴマノハ属サギゴケ属>
人里近く、どこにでも見られる1年草。
ムラサキサギゴケに似るが、横に這う枝を出さない。


トウゴクサバノオ(東国鯖尾)
<キンポウゲ科シロカネソウ属>
山地のやや湿ったところに生える。
全体が柔らかく、根生葉は数枚で茎葉は、対生する。
実は始め、ハナネコノメの赤い蕊が落ちたものかと、
思ったのだが、何か気になって調べたところ、トウゴクサバノオに

行きついたので嬉しかった。


頂小葉は広卵形でしばしば中ほどまで裂ける。
花は径6~8ミリで全開せず、淡黄緑~白色。
和名は東国(関東)に多く、果実の形をサバの尾に例えた。
今度はぜひ、果実を見てみたいものです。

              休憩

イチリンソウ(一輪草)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>


今年は、ゆっくりイチリンソウを愉しんでいなかった。
ニリンソウより大きな花を咲かせ、品がある。

   ★昆虫コーナー

ベニシジミ
写真には撮れなかったが、今は二匹で交尾している季節のようだ。
もしかして、翅に青い斑点のようなものが見えるので・♂かなぁ~と思う。

         俳句は季語桃の花
        花桃・桃咲くなどと使う。

     桃咲くや足投げ出して針仕事  高浜 虚子
    
      桃の花散るや中年不眠症    れんげ
   
     

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツルカノコソウ(蔓鹿子草)... | トップ | ニシキゴロモ(錦衣)(ツクバ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花も、種名判別が難しいですね💦 (himesijimi)
2022-04-18 12:28:03
こんにちは…
こうしてみますと、道脇に咲く花を観つつ「これは〇〇でこれは〇〇」と植物判別していたのが間違っていた可能性あり!と想わずにはいられません。
酷似しているのに種名が違う💦
当然のことながら植物の種名判別難しいですね~💦

ベニシジミについて、「青い班が入るものがオス」とお記になってらっしゃる方もいらっしゃいますが、どうやらあの青い班は地域性のものでもあるようです。私は性判別する際は、腹部の様子を観るようにしてます。
ベニシジミの後翅の赤い斑紋の巾でもオスメスの違いが判るのだそうですけど、出会いが少ない私には難しいです💦
ベニシジミの来訪を期待しスイバを置いてます。先日そこにメスが訪れ産卵してくれました。今度は是非交尾シーンを目にしたいところです(*^^)v( ´∀` )
返信する
今日子ちゃんへ💛 (れんげ)
2022-04-18 15:44:44
今日子ちゃん
今日は、時間が出来たので墓じまいのために、区役所に、埋葬証明書を貰いに行き、(5枚も書かなくてはならなくて)昔の事だから不明なところが多くて、「不詳」と書いていいと言うけれど・お会いしたことも無いお爺さん(私の生まれる前に亡くなった)と華族と言われたお婆さんと二度目の奥さんのお祖母ちゃんは、よくお話を聞かせてくれたキリスト教の信者なのでお寺の戒名がありません。
これがまた複雑で~
時間をかけて除籍謄本を探してもらって色んなことが解りました。むかしむか~しの事でした♪
返信する

コメントを投稿

野の花と昆虫」カテゴリの最新記事