▲イチリンソウ(一輪草)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
落葉広葉樹林の中や山麓の土手に生える多年草。
今年のS公園の自然園でのイチリンソウは見ごたえがあるほど
大きな白い花が沢山咲いた。
小葉は羽状に裂ける。茎葉の間から1本の柄をだし、先端に径4センチほどの
白い花をつける。
花びら状の萼片は5~6個ある。
和名の1輪草は、花を一つだけ咲かせることによる。
▲ニリンソウ(二輪草)
<キンポウゲ科ニリンソウ属>
山麓の林のふちや林内、土手などに生える多年草。
以前はよく林の下に群生地があったものだが、
今はなかなか出会えなくなった。
根生葉は3全裂し、裂片はさらに深く2裂する。
茎葉は3枚輪生し柄がない。
春になると普通2本の長い柄を出し、先端に径1,5~2,5センチの白い花をつける。
萼片は花びら状で、ふつう5個ある。
和名の二輪草は、2個の花をつけることに寄る。
(ただし時間差で二輪目は蕾のことが多いし、1輪または3輪咲くこともある。)
枯れ木に生えたキクラゲ
食べられるキノコのキクラゲ
<日記>
日曜が雨だったので、矢川緑地の観察会が、
月曜日になった。観察員の方は、
湧水の中に長靴で入り、水辺の昆虫を教えて頂いた。
オオカナダモや、オオカワジシャ、クレソンの群れをかき分け
カワニナ、カゲロウ、ヤゴの幼虫、ヒルや
カワエビ、オイカワなど網で掬って見せて頂きました。
自然の残った公園で緑の中をたくさん歩いて
とても愉しい観察会だった。
胸の中のもやもやもすっ飛んでしまい、
摘んだノビルは、味噌をつけて酒のおつまみにしました。
※カワニナ
蛍の幼虫のえさになります。
《俳句鑑賞は夏の季語罌粟(けし)の花》
罌粟の花・芥子の花・雛罌粟(ひなげし)・虞美人草
ポピー・コクリコなど。
もうナガミヒナゲシが咲き出した。
罌粟ひらく髪の先まで寂しきとき 橋本 多佳子
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