れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ナナカマド

2009-11-20 06:53:29 | 野の花日記
ナナカマド(七竃)
(バラ科・ナナカマド属)

山地にはえ、
樹皮は暗褐色で細長い皮目がある。

葉は、奇数羽状の複葉、
小葉は4^7対の長楕円状披針形で先がとがる。

春、枝先に複散房花序をだして、
白い花を多数咲かせる。

果実は球形で、赤く熟す。

「俳句歳時記」秋
七竃(ななかまどの実)

ななかまど夕日より道走り出す   永田耕一郎

恐らくは降れば雪なる七竃      石 昌子

ななかまど岩から岩へ水折れて    桜井博道

四捨五入のななかまどかな照る照るや 兼近久子


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クリスマスホーリー

2009-11-19 06:12:03 | 野の花日記
クリスマスホーリー
(セイヨウヒイラギ)
(モチノキ科・モチノキ属)

常緑低木で、
日本で、ヒイラギモチと呼ばれるものは中国原産らしい。

クリスマスホーリーは、
地中海から西アジアが原産。

葉は、つやがある切れ込みのある鋸葉で、
ヒイラギそっくりだ。

春に香りのよい白い花をつける。
クリスマス近くなると、
真っ赤な実をつける。

昔からケーキの飾りについている
もの(作り物)がそうだ。


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公孫樹落ち葉

2009-11-18 08:03:29 | 野の花日記
公孫樹の落ち葉


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ノイバラの実

2009-11-17 06:49:54 | 野の花日記
ノイバラ(野薔薇)の実
<バラ科・バラ属>

山野に普通にはえる。
里山を歩けば、川の近くでよく見つける。
白い小さな花が愛らしい。
我が家に、以前植えたものが、
よく伸びて毎年きれいな花を咲かせるが、
棘が痛いので、剪定している。

我が家では、
あまり実がならないが、
里山ではよくクリスマスの頃、いただいてきては
リースに作ったりした。

赤い実が目立つので、さがさずとも見つけかる。

強い木なので薔薇の台木に、使われる。
果実は、薬になるそうだ。

「俳句歳時記」秋
<野茨の実・野ばらの実>

茨の実むかしむかしの膝小僧   北 光星

すぐに日の逃げるあたりに茨の実 澤村昭代

姉たちが連れ笑いする野ばらの実 児玉悦子

実茨のひとかたまりの真紅かな  岡田日郎

棘われを離さず真赤野茨の実   今井つる女



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ニシキギの実

2009-11-16 08:29:24 | 野の花日記
ニシキギ(錦木)の実
(ニシキギ科・ニシキギ属)

山野に普通にはえる。
秋の紅葉が美しいので、錦木と言われるが、
東京では葉がまだ青々としている。

枝のコルク質の翼が特徴だ。
葉は対生する卵形または針形でよく茂る。

春に目立たないうす緑色の花を咲かす。
橙色の実が裂けると、
真赤な種が一個現れる。

「俳句歳時記」秋
錦木(にしきぎ)
<錦木紅葉・錦木の実>

錦木の一気に暮れてしまひけり  日見清史

錦木のぬばたまといふうらがえし 松澤雅世
 
袖触れて錦木紅葉こぼれけり   富安風生

錦木や鳥語いよいよ滑らかに   福永耕治

錦木の闇にまぎれて了ひたる   倉田紘文






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ヘチマ(糸瓜)

2009-11-15 05:16:17 | 野の花日記
ヘチマ(糸瓜)
(ウリ科・ヘチマ属)
蔓性植物で、
巻きひげで絡みつき成長する。
花は黄色。

細長い大きな胡瓜のような形でぶら下がる。

若い果実は食用になるそうだが、
食べたことはない。

晩秋に茶色になった実を水で晒し、
腐敗させてると、タワシができる。

実を切って出る汁は、
ヘチマコロンの化粧水になる。

「俳句歳時記」秋
糸瓜(へちま)
<いとうり・長瓜・糸瓜棚>

へちまぶらりと古い竹田の町ひとりにて歩く 荻原井泉水

寝転んで見るに糸瓜の長きこと       伊藤 通明

へちま引きておどろく露のつめたさに    及川  貞
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サルトリイバラの実

2009-11-14 07:56:31 | 野の花日記
サルトリイバラの実
(ユリ科・シオデ属)

山野によくはえる。
シオデ属と言うのは、よく解るが・・

ユリ科と言うのが?
納得がいかないけれど・・???


クリスマスのころ、
花屋の店先でサンキライとして、
よく売られている。
クリスマスリースには欠かせない。

ただし・・
野で見つけるのは、難しい。
赤い実が目立つので、
見つけやすい場所では、残っていないから。

目黒自然教育園にて



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センニンソウの冬姿

2009-11-13 06:45:21 | 野の花日記
センニンソウの冬姿
(キンポウゲ科・センニンソウ属)

木質の蔓性植物。
葉は、
3~7の小葉からなる羽状の複葉、
小葉は卵形だが、ときに切れ込みがあったりする。

葉の脇に、夏に白いパッチリした花を多数つける。
野原などでよく見かける花だ。

そう果は、
綿状の中に、五~六弁の花柱が、
茶色の種になり先に羽毛状の長い綿毛が残る。

この冬姿もまた、風情があって好きだ。

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ヒイラギの花

2009-11-12 06:16:22 | 野の花日記
ヒイラギの花
(柊・疼木)
<モクセイ科・モクセイ属>

山地にはえる。
葉は、長楕円形で先端が棘状に尖り、
ふちには鋭い鋸歯があり触れると痛い。

老木になると、
ふちの鋸歯がとれて丸い葉になったりする。

花は、小さな白い花で、いい香りがする。
果実は、
楕円形で翌年の春に黒紫色に熟す。

柊の実は、まだ見つけたことがない。

「俳句歳時記」冬
柊の花
(ひいらぎのはな・ひひらぎのはな 柊挿す)

柊の花にかぶせて茶巾干す    安部みどり女

さもあればあれ手に痛き柊挿す  鯉屋伊兵衛

柊は銀河の砂の花こぼす     大木 石子



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イヌホウズキ

2009-11-11 05:09:11 | 野の花日記
イヌホウズキ
(ナス科・ナス属)

都会の道端にもよく見られる。

古くから、
畑の雑草として邪魔者扱いにされていたそうだ。

初夏に、白い小さな花を咲かせ、
球形の青い実をつける。
熟すと、黒くなる。

東京では、まだ花が咲いて
青い実の姿がよく見られる。
コメント (2)
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