メハジキ(目弾)
<シソ科メハジキ属>
横に伸びた葉と茎の周りに
咲く薄ピンクの花が素朴でかわいい。
道端や荒れ地にはえる2年草。
根際から生える葉は卵心形で長い柄があり、
縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある
茎の上部の葉の脇に
淡い紅紫色の唇形をした花を輪生状につける。
下唇は3つに裂け、濃い紅紫色の筋が入る。
茎につく葉は楕円形で3つに深く裂け、
裂片はさらに羽状に裂ける。
葉には柄があり、向かい合って生える(対生)。
茎の上部につく葉は細く小さな線形である。
子供がこの茎をまぶたに張って目を開かせて
遊んだことから目弾(メハジキ)と呼ぶそうだ。