れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

メハジキ(目弾)

2015-07-21 08:13:10 | 野の花日記

メハジキ(目弾)
<シソ科メハジキ属>
横に伸びた葉と茎の周りに
咲く薄ピンクの花が素朴でかわいい。

道端や荒れ地にはえる2年草。

根際から生える葉は卵心形で長い柄があり、
縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある




茎の上部の葉の脇に
淡い紅紫色の唇形をした花を輪生状につける。
下唇は3つに裂け、濃い紅紫色の筋が入る。

茎につく葉は楕円形で3つに深く裂け、
裂片はさらに羽状に裂ける。
葉には柄があり、向かい合って生える(対生)。
茎の上部につく葉は細く小さな線形である。


子供がこの茎をまぶたに張って目を開かせて
遊んだことから目弾(メハジキ)と呼ぶそうだ。

 

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ニワトコ(庭常・接骨木)の実

2015-07-20 07:10:13 | 野の花日記

ニワトコ(庭常・接骨木)の実
<スイカズラ科ニワトコ属>
光が丘で大きな木を見た。
何の実だろうと思った・
ニワトコならもう少し実が赤いはずだなぁ・・
とか思いながら・・
自信が無くなってきた。
そうじゃないかとは思うのだが。





今度、「花と緑の相談室」に寄ったら聞いて見よう~


これは新宿御苑のニワトコの実


赤くて可愛い。

植物の名前の確定は
ちょっと様子が違うだけで解らなくなるのが、
面白いのかも?

ついでの春のニワトコの花

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オオセンナリ(大千成)

2015-07-19 04:24:11 | 野の花日記

オオセンナリ(大千成)
<ナス科オオセンナリ属>
ペルー原産の帰化植物。

葉は先のとがった卵形で互生する。



花は淡紫色で直径5センチほど。



果実は肥大した萼に包まれる。
緑から枯れた茶色になる。

 

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ギンバイカ(銀梅花)

2015-07-18 04:55:03 | 野の花日記

ギンバイカ(銀梅花)
<フトモモ科ギンバイカ属>

この画像は本当は6月に撮ったものなのだが、
7月半ばに光が丘の「花と緑の相談室」の
ハーブ園に咲いていて名前を教えてもらったもの。


真白な花びらに雄蕊の長い梅のような花
をつける。



ヨーロッパでは、
愛のビーナスに捧げられた花で
美と貞節の象徴として結婚式に使われるそうだ。
葉っぱがいい香りがする。



別名イワイノキ(祝いの木)ともギンコウバイ(銀香梅)
とも言う。

下は赤塚植物園の秋の実


球形の液果で秋に黒く熟して
香りと甘みがあり、食べられるそうだ。
私はまだ食べたことが無いが。

 

 

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ヤナギハナガサ(柳花笠)

2015-07-17 05:33:16 | 野の花日記

ヤナギハナガサ(柳花笠)
<クマツズラ科クマツズラ属>

数年前、バーベナの名で
花屋で買って植えた事がある。
それが野に逃げたものかと思ったが
実は南アメリカ原産の帰化植物だった。


緑の夏草の中で見ると
実に鮮やかで目立つ華やかさだ。


全体に剛毛があり触るとざらつく。
直立した茎から分岐して先端が5裂した桃色
の長さ1センチほどの筒状の花を密につける。



全国的に
道端などに市街道などに見られるようになった。
入間川にて。



 

 

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メリケンガヤツリ(米利堅蚊帳吊)

2015-07-16 08:09:52 | 野の花日記

メリケンガヤツリ(米利堅蚊帳吊)
<カヤツリグサ科カヤツリグサ属>

いやに主張しているカヤツリグサだと思って
調べたら熱帯アメリカ原産の帰化植物だった。


茎は太く葉とほぼ同じ長さ。
縁がざらつき、線状。



小穂は球形に密着する。




畑、溝、湿地などにはえる。

 

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ウコギ(山五加)

2015-07-15 06:23:52 | 野の花日記

ウコギ(山五加)
<ウコギ科ウコギ属>

若い葉は食べられる。
幼い頃、我が家にもあり祖母が
ウコギご飯を作ってくれた思い出がある。
春の若芽

枝には棘がある。
葉は小形の掌状複葉。
小葉は5枚ある。


5月ごろ、
目立たない球形の散形花序に
黄緑色の花を咲かす。


雌雄異株。
果実は球形で黒く熟す。


ウコギの木はよくみるが、
実がなっているのはあまり東京では見られない。

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ニガクサ(苦草)

2015-07-14 04:15:54 | 野の花日記

ニガクサ(苦草)
<シソ科ニガクサ科>
名前の割には、
葉も茎も苦くない。
湿った場所に生える多年草。


毎年、見ているのだが
やっぱり今年も咲いているのを見ると
嬉しいものだ。


石神井公園の三宝字池の
水際に群れて咲いている。
花の時期は今だと少し過ぎている。



花は淡紅色の唇形の小さな花。




 

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ハエドクソウ(蝿毒草)

2015-07-13 05:58:44 | 野の花日記

ハエドクソウ(蝿毒草)
<ハエドクソウ科ハエドクソウ属>
林の下などに見られる多年草。


小さな花であまり目立たないのを見つけるのが
楽しい。

殺虫成分の強い根を煮詰めた汁で
かってハエ取り紙をつくったことから
この名がある。

花は開花すると横を向き
実になると下を向く。


花は筒状で、
全体の長さが5~6ミリと小さい。

花冠は唇形で上下に分かれ、
上部は反り、下部は平らで
花色も白~淡紅色。


 

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ハマスゲ(浜菅)

2015-07-12 03:54:17 | 野の花日記

ハマスゲ(浜菅)
<カヤツリグサ科カヤツリグサ属>

久しぶりにワンコまりを連れて
J公園まで行く。
特に目につく草は見つからなかったが、
ハマスゲが群生していた。

海岸の砂地に多い事でハマスゲ(浜菅)の名が
あるが、畑や道端にもよく見られる多年草。




細い茎が伸びた先に小穂をつける。
つやのある赤褐色を帯びる。


塊茎は香附子(こうぶし)と呼び、
漢方では婦人病薬として,
また、消化不良の改善や吐き気の緩和などにも効くそうだ。

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