れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ハコネウツギ(箱根空木)・ヘラノキ(箆木)・ナギイカダ(椰筏)ナミテントウ・日記・俳句鑑賞

2023-05-18 06:50:49 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞


ハコネウツギ(箱根空木)
 <スイカズラ科タニウツギ属>
観賞用としてもよく植えられている。
落葉低木。髄は白色。葉は広楕円形または広倒卵形で三丹は尖り、
基部は広いクサビ形。縁は細い鋸歯があり、裏面の脈上にだけ毛がある。


枝先や葉脈に白色から赤入りに変わる花が1~3個ずつ咲く。

花冠は長さ3~4センチの漏斗状鐘形で、先は5裂する。





▲ヘラノキ(箆木)
 <シナノキ科シナノキ属>
落葉高木。
葉は互生し、長さ4~8センチの歪んだ卵形で、先端は尾状に鋭くとがり、
ふちには不揃いの鋸歯がある。
両面ともに脈上に毛がある。


樹皮は灰褐色で縦に裂け、鱗片状にはがれる。



シナノキやボダイジュに似ている。
幹を見ると違いが分かりやすい。


▲ナギイカダ(椰筏)
 <キジカクシ科ナギイカダ属>
常緑小低木。
葉はごく小さな鱗片状で目立たず、
葉のように見えるのは枝の変化したもので、葉状枝。


花は、帯白色で小さい。


上がナギイカダの花


※昆虫コーナーはナミテントウ


黄色い星に出会うのは私は、珍しい。
黄色い星のナミテントウ


まだ幼虫?
ナミテントウの蛹
※幼虫ではなく、ナミテントウの蛹とhimesijimiさんに教えて頂きました。

<日記>
午前中は、暫くサボっていた運動をしてくる。
午後から、ご飯を炊いて昨日作った蕗味噌のおにぎりと、
蕗煮と余っていたソーセージにレタスをそえて、
お弁当に詰めて、超久しぶりの赤塚植物園まで。
何が見たかったって・ウマノスズクサの花か、
ジャコウアゲハの幼虫でも蛹でもよかったのに・・・。
花は枯れていたし、虫一匹、見つからなかったけれど、
周りに、ウマノスズクサが沢山増えて生えていたので、
良かったと思った。
今年は出会えないのか‥と残念だったけれど、来年に期待が持てる。
緑の風が吹く石のベンチで蕗味噌入りおにぎりを食べていたら、
センダンの花が風に吹かれて散ってくる。
やっぱり・・・・・来てよかった。
以前のように、裏山や横道は歩けなくなったけれど、
またお弁当持参で来ようと思った。


ナルコユリ


フユサンゴの花


キンランの実

            《俳句鑑賞は春の季語蝶(ちょう)》
    蝶々(ちょうちょう)・初蝶(はつちょう)・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・
     蝶の昼・蝶生まるなどと使う。



画像は関係ないけれど我が家のニゲラ
       

      静けさの重さに耐ふる春の蝶  石井 きさ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマブキショウマ(山吹升麻)・ガンゼキラン(岩石蘭)・ヒメアカホシテントウ・ウリハムシ・日記・俳句鑑賞

2023-05-17 08:30:28 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞

ヤマブキショウマ(山吹升麻)
 <バラ科ヤマブキショウマ属>
山地に生える雌雄異株の多年草。

葉は2回3出複葉で9枚の小葉からなる。


茎の上部に円錐状に総状花序をつけ、白色の小さな5弁の花をつける。
雄花の雄しべは花弁より長い。
雌花の雄しべは花粉をつけず、子房は3個で、熟して袋果となる。



和名は葉が山吹に似てることによる。


ガンゼキラン(岩石蘭)
 <ラン科ガンゼキラン属>
ラン科の多年草。

常緑の地政ランである。
葉は長さ40センチ、幅10センチほどで、5~7月球茎野の横から
花茎を40~60センチ伸ばしてその先に10輪前後の黄色い花をつける。


花色は黄色で中央の唇弁は赤褐色に縁どられる。
偽鱗形は固い。

<日記>
昨日の朝は寒いほどで、セーターを着て
午後から、友人宅へまりのお散歩ついでに寄った。
毎年、蕗をたくさんいただく。
今年は畑を作ったせいか、蕗が少なくなっていた。
私は蕗の葉っぱだけでも刻んで、味噌にお砂糖を入れて、
ごま油で炒めて蕗味噌を作る。
観察会のお弁当は必ず蕗味噌おにぎりと決めている。
大体、大きな瓶一瓶と半分ぐらい作ってあると1年は持つ。
今年は、フキノトウが少なくて、半瓶ぐらいしかできなかっったのだが、
蕗の葉だけで作ってみたら、それはそれで美味しかったので、
戴きに行った。(先日のモンシロチョウの幼虫をくれた人です。)
いつもはフルートを演奏したり読み聞かせをしたり、
老人ホームに訪問したりしているのに、
いつも、体調がすぐれない人で、そうは見えず笑顔が可愛いし、
ボランテアの精神に富んでいる。
でも、たぶん相当、昨日は調子悪そうだった。
(いつものことだけれど)

人はそれぞれ、悩みは抱えているものです。



ヤグルマギク



ムラサキツメクサ


昆虫コーナーはお散歩途中で出会った虫たち

ウリハムシ



コナジラミ
集団でいるとちょっと‥と思うが、1匹で飛んでいると不思議な魅力がある。
白い羽の様子がはっきりしないのがまた不思議に見えてきます。


ヒメアカホシテントウ
樹木に寄生するカイガラムシなどを食べる。


ぶれたけれど、トホシテントウ?
himesijimi
さんからナミアゲハではと、教えて頂きました。


ハムシの一種
ヒゲナガハムシ?
※himesijimiさんからヒゲケブカハムシ
ではと教えて頂きました。

         《俳句鑑賞は夏の季語蛇(へび)》
        くちなわ・ながむし・青大将などと使う。
      

       画像は関係なしで赤く色づいてきたジューンベリーの実

        樹はさざ波の夢を見ている蛇の午後    豊田 陽子

   豊口陽子さんにはお会いしたことがない。
   今はもうやめてしまった方から貴方なら好きそうだからと、
   句集を貸していただいた。私はとても気に入って、
   できる限り書き写した。
   彼女には「闇」があると言う。
   読む人を暗がりへ突き落す。「言葉つて記号じゃないでしょ」と彼女は言う。
   生モノなのよ。可愛くなるか?気味悪くなるか?それを吟味して感じ取る。
   知的に作つた物には体温がない。触れれば触れるほど細胞のように形が変わって、
   青光りしたり、てらてらしたり、体温を発したり、水みたいになったり・
   そういうものだと思うの。「豊田 陽子インタビューより」

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イボタノキ(水蝋木)・イスノキ(柞木)の実・ミスジチョウ・日記・俳句鑑賞

2023-05-16 09:48:39 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

イボタノキ(水蝋木)
 <モクセイ科イボタノキ属>
山野に生える落葉低木。
葉は対生し、長楕円形。
本年度の枝に白い花が多数咲く。


花冠は長さ7~10ミリの筒状漏斗形で先は4裂する。


イボタノキの樹皮にはイボタロウムシがつき、
イボタロウ(イボタ蝋)が取れる。


▲イボタ蝋


イスノキ(柞木)
 <マンサク科イスノキ属>
常緑高木で葉は互生し、よく大小の虫瘤が多くできる。
葉のわきに総状花序をだし、花には花弁が無い。
雄しべは5~8個で葯は紅色で目立たない。


蒴果は黄褐色で熟すと2裂して黒い種を出す。


この褐色の実をひょんの実と言い、俳句の季語などになっていて、
笛にして遊ぶ。



※昆虫コーナーはミスジチョウではなくコミスジのようでした。

なかなか羽根を閉じて開いてくれませんでした。
※himesijimiさん、ありがとう。
う~んまだ、ミスジチョウとコミスジの違いがよく分からないのです。


ヤマトシジミ


エゴの葉にオトシブミ
たぶん、木の葉の中にいるのは卵かもしれないけれど・
エゴツルクビオトシブミの卵か幼虫です。


ん?どうなってるんだろう??
羽化したばかりのテントウムシにアシブトハナアブと、
himesijimiさんから教えて頂きました。 ^^) _旦~~


ハエ(ググったらニクバエと出たけれど。)


ハナアブ?


イボタノキの花にクマバチ

<日記>
小雨だったけれど、
ヨガを終えてから、牧野庭園まで。
相変わらず、人は多い。
花はサラサウツギとガンゼキランが咲いていた。
ビデオ室で少し牧野の解説ビデオを見てから、
「ゆめりあ」で、お昼用のお弁当を買って帰る。
家でテレビを見ながらお弁当を戴く。
お昼がご飯だったので、夜は少し控えて
人参と玉ねぎの片栗粉の天ぷらで、
冷やしそばにする。


サギゴケ


ニワゼキショウ

       《俳句鑑賞は夏の季語山開(やまびらき)》
       
    
      山ひらく日の虫へ月の人へ  豊口 陽子




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サラサウツギ(更紗空木)・サイハイラン(采配蘭)・ウンモンスズメ・アカボシゴマダラの蛹・日記・俳句鑑賞

2023-05-15 07:56:53 | 野の花日記と昆虫

サラサウツギ(更紗空木)
 <ウツギ科ウツギ属>
何を隠そう!石神井公園では私は今の季節、三宝寺池の近くに咲く
このサラサウツギが大好きで、咲くのを楽しみに待っていました。
真っ白に見えるのだけれど、
たまにうっすらと頬紅を引いたようなものもあります。


左上の花びらにほんの少しだけうす紅色が・・見つかりますか?
花は八重咲で、たまに外側が紅紫色、内側は白色の品種で、
これは自生のものだと思います。


八重咲きなので、花も見ごたえがあります。




▲サイハイラン(采配蘭)
 <ラン科サイハイラン属>
山地の木陰に生える多年草。
地中にラッキョウ大の偽球根がある。
葉は狭長楕円形で長さ15~35センチ、幅3~5センチ、
通常は葉が1枚つく。


これは、石神井公園のはずれの畑の林の奥に生えています。
私達は、「Hさんの畑」と呼んで親しんでいます。
Hさんが、この大事に育てている場所だからです。
高尾山に行かなくてもこんなところで見られるのはラッキーです!


▲センダンの花も満開で見ごろです。

※昆虫コーナーはなんと!また見つけてしまった!ウンモンスズメ!

広島のh
imesijimiさんも見つけたのだから、
今年はウンモンスズメの当たり年かもしれませんね💛


今年はなぜか出会えないアカボシゴマダラですが、
大好きなアカボシゴマダラの蛹の形に出会うことができました!


もう、クマバチさんをイボタノキで見つけて写真を撮るのが大変でした!
よく動き回るからです~。根気よくないと撮れません!


▲ウグイスカグラ(鶯神楽)の実
 <スイカズラ科スイカズラ属>
赤くなった果実は甘くて美味しいです。

たくさん取らないでね。お味見は一粒です。💛

<日記>
おとといも昨日も・そして今朝も雨降りです。
昨日は観察会だったのだけれど、体調も良くなかったし、
お天気も小雨だったので「小雨決行」だったけれど、
私はおにぎり迄作ったのだけれど、電話して不参加に決めました。
家で静かにしてると疲れがたまっていたのがよくわかります。
もう、若くないのだから・・
あまり無理はしない・と思ったことです。
作ったお弁当は、ついでに主人の分のおにぎりも作って、
本当は外でまりを連れ出して食べたかったのだけれど・・
雨が降っていたので、家でおにぎりにお茶で
頂いたばかりのキヌサヤのバター炒め沿えで
美味しく戴きました。


アオサギ


▲キーウイの花


▲野薊(ノアザミ)も咲き出した      

       

画像は関係ないけどオルレアホワイトレース(我が家の好きな花)


  《俳句鑑賞は春の季語筍(たけのこ)》
    竹の子(たけのこ)・たかんな・筍飯(たけのこめし)
     などと使う。

   


         月上げて雨後の筍山疼く  

      (NHKの日曜俳句より私が好きだった作品なので作者が解りません(-_-;)
          山疼く・がいいなぁ‥と思いました。💛)


コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中之島見学!カキツバタ(杜若)・キショウブ(黄菖蒲)・絶滅危惧種・テントウムシ・日記・俳句鑑賞

2023-05-13 13:36:38 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞

<石神井公園中之島見学>
5人乗りのボートで前と後ろを防水服を着た方が、
引っ張って中之島まで連れて行って下さった。
中之島で1時間ほど、レクチャーして下さり、
絶滅危惧種などを教えて頂いた。

▲カキツバタ(杜若)
 <アヤメ科アヤメ属>

カキツバタ(杜若)
 <アヤメ科アヤメ属>
中之島でも群生していた。
湿地に群生する多年草。
根茎は横にはつて枝分かれし、茎は円柱形でまっすぐに立つ。


葉は剣状広線形で先がとがり、基部は鞘となつて茎を囲む。

茎の先に、青紫色の花を2~3個つける。
外花被片は3個、楕円形で垂れ、中央部から爪部にかけ、

白から淡い黄色の斑紋がある。
内花被片は3個、倒披針形で直立する。
雄しべは3個、葯は外向きで白色。
花柱は3つに分かれ、先は2裂する。


和名は書きつけ花の転訛。
書きつけ花とは、昔この花の汁を布にこすりつけて染めた行事があったことによる。


キショウブ(黄菖蒲)
 <アヤメ科アヤメ属>
石神井公園の池では増えすぎて抜いている状態。
根茎がよく発達し大きな株を作る。
葉は長い剣状で、中脈が隆起して目立つ。


葉の間から花茎をだし、鮮黄色の花を開く。

花の下の大形の2つの苞がある。


外花被片3個は広卵形で大きく、先が足れ、爪部に渇色の筋がある。
内花被片は3個あり、長楕円形で小さく、直立する。
葯は褐紫色。

<中之島の絶滅危惧種>

▲ヒメミクリ


▲ヌマガヤ


▲コマツカサススキ


▲コウソ


▲ミズハコベ


ミツガシワ(花後の種)


4月初めのミツガシワの花

他にもたくさんあるが、ここで初めて見つかったと言う
ニセトックリゴミムシも絶滅危惧種なのだそうだ。

※昆虫コーナー


ヘリグロテントウムシかな?
※himesijimiさんからナミテントウと教えて頂きました。


ハバチ幼虫
ホシアシブトハバチ



イボタノキにクマバチ


アワフキ虫の泡


▲トホシテントウムシ


▲ナナホシテントウムシ


▲ササグモ?
※himesijimiさん、時間がありましたらご指示宜しくお願い致します。


よく動くクモでした。


▲カバイロコメツキ


コナジラミ

<日記>
S公園の中之島見学は2度目だ。
5人乗りのゴムボートに乗って、池の中を運んでいただく。
ハンノキが生えて、スイカズラの花が巻き付いて咲いていたりする。
水防服を着た方たちが前後を引っ張り押して、
中之島まで行く。
中之島で絶滅危惧種の話など聞く。
この公園がいかに貴重なものか再納得する。
連れて行っていただいた方たちに感謝して、
公園を一巡りして帰る。

黄色いコウホネ(河骨)の花


赤くなった桑の実


エゴの花


イイギリの花

         《俳句鑑賞は夏の季語桐の花》
     花桐(はなぎり)・桐咲く(切り裂く)などと使う。


       花桐や魂分かれする山と河    豊口 陽子
      

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生田緑地を行く!オカタツナミソウ(丘立浪草)マルバウツギ(丸葉空木)虫たち!その他

2023-05-11 06:46:32 | 野の花と昆虫

オカタツナミソウ(丘立浪草)
 <タツナミソウ科タツナミソウ属>
私の古い植物辞典には掲載されていない新種のものだ。
丘陵地の木陰に生える多年草。


タツナミソウに似るが、花序は上下に長くならず、ほぼ同じ長さに花が集まってつく。


花の色もタツナミソウより淡い。
また、上部の葉は集まつて付き、中部と下部の葉が小さいので、
全体のシルエットが逆三角形になる。


茎には下向きの毛が密に生える。


マルバウツギ(丸葉空木)
 <アジサイ科ウツギ属>
前回も掲載したのだが、やっぱりかわいい!
生田緑地にはよく生えていて見ごろだ。


ベニシダ

タチツボスミレの閉鎖花


タニウツギ


タマノカンアオイ


桑の実


ウグイスカグラの実

<日記>
生田公園は2回目なので、勝手に写真を撮って歩いた。
緑が爽やかでお天気も良く心地いい観察会日和でした。
観察会の先生は花専門の方で、(園芸品種もよくご存じ)
花は詳しく教えてくださいましたが、

虫も楽しかったです。
手作りの木の実の笛を上手に吹いてくださいました。
私がやっても、スーとかフーとか音が出るだけでした。
皆さんに追いつくのが大変で足が疲れましたが面白かったです。


手作りの笛


ひょんの実(イスノキ)の笛


ムクロジ(無患子)の笛
   他に木の実の殻斗(かくと)でも音が出ます。

※勝手に昆虫コーナー🐝

アベリアに潜る密蜂


集団の蟻軍団は、何か獲物を捕まえた?


白いのはアブラムシ?かな


アシナガグモ


名前は解りません・


気になる何の幼虫だろう?
(ナルコユリの葉裏にいた。)
カブラハバチの幼虫ではないかと、himesijimiさんから、教えて頂きました。


これも解りません。
アリグモの♂ではないかと教えて頂きました。


ミスジマイマイ


バツタの子


ハグロハバチの幼虫💛
あるいは、もしかしたら、アケビコンボウハバチの幼虫?かもしれないと、
himesijimiさんから教えて頂きました。


ダイミョウセセリ


シャクトリムシ


野のゴキブリの一種


カミキリムシの一種?
かっこいい!
ハナカミキリの一種かもしれないと、himesijimiさんから教えて頂きました。


生まれたてカマキリの赤ちゃん


カバナミシャク

※我が家のナミアゲハな全員蛹状態に入りました。

この子は箱の横(可愛いです♪)<10日朝>


この子はやっぱり蓋の上<11日朝>


            蛹になって3日目です。

         《短歌鑑賞は「折々のことば」より》
           
         
          七色の紫陽花の咲くこの国の大切な人、
                 きみと君とキミ  俵 万智

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガクウツギ(額空木)・コミヤマスミレ(小深山菫)・ジュウニヒトエ(十二単)・アシナガヤドリバエ?今日のナミアゲハ・手?足がでたオタマジャクシ・茸たち・日記・俳句鑑賞

2023-05-08 09:05:25 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


ガクウツギ(額空木)
 <アジサイ科ガクウツギ属>
山地に生える落葉低木。
若枝は褐色で有毛。
葉は対生し、長さ4~7センチの長楕円形で先は尾状に尖る。

ふちに浅い鋸歯がある。


5~6月に装飾花の花弁状の白い萼片が3~5個開き、

3個が大きく長さ2,5~3センチ。





コミヤマスミレ(小深山菫)
 <スミレ科スミレ属>
もうすでにタカオスミレもエイザンスミレも終わって、
4号路で、やっとコミヤマスミレの可憐な白い花に出会えた。


山地の湿った場所に生え、葉は卵形。

葉はやや暗い緑色で脈に沿って斑が入る。
花弁は細めで、赤色のすじが目立つ。


▲ジュウニヒトエ(十二単)

 <シソ科キランソウ属>
山で出会うジュウニヒトエはなんて美しいのだろう。
ついついまた掲載してしまわざるを得ない。




▲オウギカツラ(扇葛)

 <シソ科キランソウ属>


▲ニシキゴロモ(錦衣)
 <シソ科キランソウ属>


ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)
 <シソ科キランソウ属>
もう、2年前に高尾山で出会って以来、お目にかかっていない。
葉の脈に入る紫色が美しい。葉裏も紫色だ。

※昆虫はたぶんアシナガヤドリバエ





手?足?が生えてきた我が家のオタマジャクシ♪



※今日の我が家のナミアゲハの蛹と幼虫たち

蓋の右下が脱皮殻
蛹の形もカッコよくなってきました💛

食欲旺盛の脚のあたりの白い模様がかっこよくなりました。
もうすぐ、蛹になるかな。


昨日、柔らかそうな新しい葉をたくさん摘んで、
食べさせたら、元気良くなって食欲も旺盛になってきた。

<日記>
野川公園の観察会は雨で中止になった。

一日中雨で、少し体操に出ただけで、
買い物をして帰宅。
日曜美術館やテレビの映画を見て過ごす。
雨の日もいいなぁ~。
なんか束縛が無くて・嬉しいような
寂しいような気分だ。
夕飯も少し手を加えたレトルトカレーとサラダで
済ます。

▲茸(きのこ)

「絵ときのこと虫たちブログ」のゆみこさんと、
光が丘公園で虫探ししたとき、生えていたキノコたちの名前を教えて頂きました。


▲カワラタケ
ここに、たくさん、エンカイザンコゲチャヒロコシイタケムクゲキノコムシ
がいたのです。i今は、ヒメオビオオキノコムシと改名されているそうです。


エンカイザンコゲチャヒロコシイタケムクゲキノコムシ
ヒメオビオオキノコムシ


▲キクラゲ


▲ヒイロタケ


         《鑑賞は春の季語の春雷(しゅんらい)》
      春の雷(はるのらい)・初雷(はつらい)・虫出しの雷(むしだしのらい)
            などと使う。
                画像はムギセンノウ
            

            春雷や突如ほっけが身を開く  豊口 陽子
           
           春雷や胸の上なる夜の厚み   細見 綾子

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノミノツヅリ(蚤綴)・コウゾリナ(剃刀菜)・ゆみこさんの絵画展のお知らせ・今日のナミアゲハ・日記・俳句鑑賞

2023-05-06 05:25:43 | 野の花・日記・俳句鑑賞

ノミノツヅリ(蚤綴)
 <ナデシコ科ノミノツヅリ属>
世界中に分布する。
茎は細くよく枝を分けて高さ5~25センチになる。
葉の対生し、卵円形で小さく長さ3~7ミリ、幅1~5ミリで細い毛がある。


葉のわきに細い花柄をだし、小さな5弁の白花を開く。
萼片は5個で倒卵形の花弁より長い。

蒴果は卵形で先が6裂する。
種子は腎形でで細やかな凸凹がある。


和名は小形の葉をノミの衣に例えた名である。


コウゾリナ(剃刀菜)
 <キク科コウゾリナ属>
全体に淡い褐色または赤褐色の剛毛が多い25~100センチの越年草。
花茎は枝分かれし、その上部に舌状花だけからなる黄色の頭花をつける。


山野に生える越年草。



<日記>
「絵ときのこと虫たちブログ」のゆみこさんの
絵画展の案内を掲載します。
また、ゆみこさんの作成した切手も、
楽しく出来上がったのを譲っていただきました。





タマムシの切手



昆虫コーナーは、我が家のナミアゲハ達!

蓋に張り付いて2日目。


食欲がいまいちの青虫君。

 

よく食べてくれて気持ちいい元気なアゲハ蝶の青虫君。
白のラインが目立ってきてかっこいいです。
      
      《俳句鑑賞は春の季語葱坊主(ねぎぼうず)》
         葱の花(葱の花)などとも使う。
     
         

        葱坊主どこをふり向きても故郷     寺山 修司

        林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき  寺山 修司

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は虫”中心です!

2023-05-05 11:13:07 | 野の花日記と昆虫


スイカズラ(吸葛)
 <スイカズラ科スイカズラ属>


もう~どうしようかと思った!
だって、虫を調べていたら、20種類以上になった!
それもこれも、himesijimiさんの弟子?であるゆみこさんと私の二人で
光が丘の公園にたった1時間ほどで見つけた虫たちの種類の多さで吃驚している!
(花を掲載している暇がない!)

一気に掲載してしまうつもりだ。
名前が違ったら、お知らせくださいませ。
himesijimi さん、宜しくお願い致します。

🐝まずは、カメムシ類から!

アカスジキンカメムシ
 なんたって一番目立つ奴から!


アオクサカメムシの幼虫

※「教えてgoo」で答えて頂いたら、

やっぱり、アオクサカメムシの幼虫ではないかと言う事でした。


アオクサカメムシの幼虫
     でいいのだと思います。


アオオナガカスミカメムシ
※ヘラクヌギカメムシと、
himesijimiさんから教えて頂きました。



アオクサギカメムシの幼虫



ボケてしまったけれど・・
アオバハゴロモ



アカサシガメ



アカタテハの幼虫?


▲蟻じゃありません!
アリグモ


アリグモ
ゆみこさんに足が6本の昆虫じゃない脚が8本のアリグモ!と教えて頂きました。
私なんて、蟻だとばかり思っていました。


オオカマキリの子供にはよく出会いました。
シャリンバイの木の葉の上によくいました。


エンカイザンコゲチャヒロコシイタケムクゲキノコムシ!
(超長い名前であってるかなぁ?・・?)
この木に沢山いました。
今は解明されて、ヒメオビオオキノコムシ となったそうです。


ギンメッキゴミグモ
実は・・私もこの名は聞いたことがあったし、
知ってるつもりだったのだけれど・・・
これをゆみこさんは蜘蛛と言われたのを、
私は「蜘蛛じゃないんじゃない?」などと枝でつついたら
落ちてしまった!
あれ?やっぱり蜘蛛か?と思い土の上に落ちたかなと思ったら、
糸をたぐい寄せて、元の位置に収まってしまったので、
二人で大笑いしてしまった!
楽しかった。


私にはごみにしか見えなかった!
ゆみこさんはhimesijimi師匠の言葉を守って、
ゴミに見えても、よくもう一度確かめること”の教えを
身をもって私に示してくれました。
でもお腹を抱えて笑い転げてしまいました。
虫(蜘蛛は虫ではないけれど・)1匹で、
こんなに幸せになれるんですね。
himesijimiさん、いつまでもどうぞ宜しくね💛


ボケたので・・何の蜘蛛かもわかりませんが・


此れもボケたけど、蜘蛛だね・


クロボシツツハムシ
(鳥が嫌がる苦い味を持つナナホシテントウに擬態しています)


コマチクモ


▲ナナホシテントウ


テントウムシ幼虫



テントウムシの蛹


テントウムシ幼虫


ヤミイロカニグモ
「絵とキノコと虫たちブロ
グ」のゆみこさん、ありがとう、お世話様でした♪

※今日のナミアゲハの幼虫

籠の上に・・蛹の用意かな。

茶色の液体と大きな糞を残して。


腹ペコ青虫で元気に育っています。


食欲無しの青虫・

<日記> 
やっぱり、虫は難しいです。
虫好きの観察員の方もいらっしゃるけれど、
名前を聞くのもはばかれる‥と言うか・
あまり聞いてほしくないと言う感じなので・・。
確信のあるものしか教えて頂いておりません。
私も大人なので‥あ^これ以上聞いて、
踏み込んでほしくないと言うことが解るので

自分で調べられる限りは調べているつもりです。
それにいつか出会って、聞けることもあるでしょうし・
少し時間をおいて調べていくのもいいかもしれません。
ゆみこさんとの名前は解らなくても

初めて出会った虫との遭遇!に
どんなに楽しい思い出になったことでしょう。
自分の立ち位置で、やれることだけやっていきます。

やっぱり、私は、野の花が中心かも(#^.^#)
でも、虫も面白いですね♪
あきらめたわけではありません。
      
 
            《俳句鑑賞は冬の季語海鼠(なまこ)》
              海海鼠(このわた)とも使う。

                転生ののちの海鼠を見てみたし  山本 則
       
          転生の深き河あり冬の蝶     鈴木 栄子

          (今日の気分にあった俳句だったので、掲載)


 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツクバネウツギ(衝羽根空木)・コゴメウツギ(小米空木)・アカハネムシ&カバイロコメツキ・今日のアゲハ・日記・俳句鑑賞

2023-05-03 07:09:51 | 野の花・日記・俳句鑑賞

ツクバネウツギ(衝羽根空木)
 <スイカズラ科ツクバネウツギ属>
日当たりのよい山地に生える落葉低木。
枝は灰白色、葉は対生し長さ2~5センチの広卵形、
または長楕円形で縁に粗い鋸歯がある。

本年度の枝先に淡黄色の花を2個つける。
花冠は長さ2~2,7センチの筒状鐘形で5浅裂し、
内側に橙色の斑点がある。


雄しべは4個、雌しべは1個。


果実は線形で先端にプロペラのような萼が残る。



コゴメウツギ(小米空木)
 <バラ科コゴメウツギ属>
ウツギの花はどれも好きな花だが、

特にと言われれば、ツクバネウツギ、コゴメウツギ、マルバウツギ、ヒメウツギ
タニウツギ、ミツバウツギ等々、あげだしたらきりがないですね。(笑)
葉は互生し、長さ2~4センチの卵形で先は細くとがる。
腺質で、ふちは羽状に浅~中裂する。


短い総状花序をだし、直径4ミリの白い花を開く。
花弁は5個でヘラ形。
雄しべは10個、雌しべは1個。
萼片は5個で卵円形。




<日記>
まぁ・混んでいるとは思ったけれど、
後半の連休前のいち日、4か月ぶりで高尾山へ。
花は端境期で余りなかったけれど、
4号路に白い花で可憐なコミヤマスミレが咲いていた。
まだ、マルバウツギは蕾だけれど、
6号路手前でツクバネウツギに今年は初めて出会った。
頂上は人がいっぱいだけれど、富士山が綺麗に見えた。
おにぎりを食べてから、ちょっと長い3号路を行く。
爽やかな木々の緑はゆっくり歩く私たちには心地いい。
皆さんに追い抜かれても、葉裏の虫や花を探して
マイペースで歩いた。
ジュウニヒトエが美しい・・
ラショウモンカズラも緑の草の中に見つけると、

それは宝物のように見えるから不思議だ。
行きも帰りも満員待ちのモノレールで帰る。
それでも私は大満足でした。

※昆虫コーナーはアカハネムシカバイロコメツキ

アカイロハネムシ
(体内に毒をもつべニボタルに擬態することで身を守っているそうだ。)

カバイロコメツキ


※今日の我が家のナミアゲハの幼虫たち


腹ペコ青虫、元気です💛


糞色幼虫もだいぶ大きくなりました。


僕も(私も?)頑張って食べています💛


            《俳句鑑賞は春の季語椿(つばき)》

     藪椿(やぶつばき)・山椿(やまつばき)・紅椿(べにつばき)
     白椿(しろつばき)・落椿(おちつばき)・雪椿(ゆきつばき)などと使う。

   

     詩は寸語ならねば椿落ちにけり  上田 五千石    

     








 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする