れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヒトリシズカ(一人静)・アズマイチゲ(東一華)・ユキワリイチゲ(雪割一華)・ヒロハアマナ(広葉甘菜)・アマナ(甘菜)・k

2024-03-07 10:34:44 | 野の花日記


ヒトリシズカ(一人静)
 <センリョウ科チャラン属>
山地の林の中に生える。
茎は、出始めは紫褐色で、直立する。


茎の上部に対生する2組の葉がついて4枚が輪生しているように見える。


伸び切らない葉に花が包まれている姿が美しい。


アズマイチゲ(東一華)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
先週も見に行ったのだが、今週もまだ日当たりがそれほどなくて、
葉はまだ赤いが、この花が咲くと春が来たと感じる。


何だか花が透き通って見えている♪
まだまだ本格的に咲くのはこれからです。


ヒメウズ(姫烏頭)
 <キンポウゲ科ヒメウズ属>
この花を見つけると、最後に掲載して
亡くなった大切な友を思い出す。
ブログは・・そのまま残っている。
モンシロチョウの幼虫を滋賀からキャベツごと送ってくれた人でした。


▲ユキワリイチゲ(雪割一華)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
今、ユキワリイチゲは牧野庭園で満開です。
もう大好きな花が群生しているので、先日掲載したばかりだけれど、
また、掲載したくなります!

牧野庭園の裏側にも行ってみて下さいね。
林の下に群生しています。


▲ヒロハアマナ(広葉甘菜)
 <ユリ科アマナ属>
葉は幅が広くやや暗い緑で、中央に白い1本の線が入る。
葉の長さは30センチほどで15センチほどの花茎の先に白い鐘形の花を一つひらく。
今は、牧野庭園では見頃です。ここにはヒロハアマナしかなく
アマナはありません。


▲アマナ(甘菜)
 <ユリ科アマナ属>
野川公園の植物園には、アマナしか咲きません。
ヒロハアマナはありません。
野川に行ってないのが気になります。
もう少し暖かい日に出かけてみようと思っています。

▲ナギイカダ(娜筏)
 <ユリ科ナギイカダ属>
常緑小低木
葉はごく小さな鱗片状で目立たず、葉のように見えるのは茎の変化したもの。


ナギイカダの雄花

葉のように見えるのは葉状枝。


▲スノーフレーク(またはスズランズイセン(鈴蘭水仙)
 <ヒガンバナ科スイセン属>



《鳥たち》

カワウ
羽を広げてひな
たぼっこ


カワウ
 

キンクロハジロ


マガモ♀


マガモ♂

ムクドリ


ゴイサギ


遠くて解り難いけれど、アオサギの抱卵


ツグミ

         《俳句鑑賞は蕗味噌(ふきみそ)》
   蕗の薹を刻んで味噌・砂糖・味醂を加えて火にかけ練りこんだもの。
   私は、初めごま油で蕗の薹を炒めてから味噌・砂糖を入れ少し水でほぐして暫く煮ます。
           
           わが家の春の食卓・つくしも蕗の薹も、菜花もあります。

        余生とは蕗味噌届くこのことか    江 ほむら

 

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ウグイスカグラ(鶯神楽)・ネコヤナギ(猫柳)・鳥・昆虫・日記・俳句鑑賞

2024-03-05 10:38:38 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


ウグイスカグラ(鶯神楽)
 <スイカズラ科スイカズラ属>
落葉低木。
花は、長さ1~2センチの花柄を出して、
淡紅色の花を普通1個または2個つける。


山野によく生える。葉は対生し、長さ2,5~5センチの広楕円形。
花冠は長さ1~1,5センチの細いロート状で、先端は5裂して平開する。




ネコヤナギ(猫柳)
 <ヤナギ科ネコヤナギ属>
各地の山野の水辺に普通に生える落葉低木。
枝は弓状に曲がって斜上する。



若枝に灰白色の軟毛が密生するが、のちに毛は落ち、
緑褐色または、緑色になる。


トチノキ(栃木)の冬芽
 <トチノキ科トチノキ属>
冬芽は、樹脂が多く、よくてかてか光って粘る。
虫に食われないように、虫が嫌がる油を出している。

<日記>
東久留米で下車して落合川沿いを散策。
竹林公園を抜けて(春になったら、筍が取れそうです。)

氷川神社の前を通って(私は行ったことがあるのでパス)南沢緑地保全地域へ、
湧水など見る。
もう少ししたら、ここら辺にニリンソウが沢山咲くのだが、
まだ、もう少し先だ。
湧水地の高台でお弁当を食べる。
あとは、来たところの反対側の日当たりのいい川べりに沿っての帰り道となる。

川に沿っていくと、よくクワコの繭に出会う。


カイガラムシがいると、他の虫も集まってくる。


ウグイスカグラにも白いカイガラムシがついていた。


オオミノガなのに、細くて小さいミノムシ


ウシガエル
の卵塊


わが家の冬眠中のうさぎ顔のゴマダラチョウのまだ冬眠中の幼虫です。
たまに、少し移動したりします。(画像)
もう食べるかとどこも冬芽は出ていない枯れ木だらけの榎だったので、
一寸ありそうな場所まで出かけて少し榎の葉を戴いてきました。
でもまだ寒いのでまた、じっとして冬眠に戻った感じです。


カルガモ


カワセミ


メジロ


コサギ

        《俳句鑑賞は春の季語座禅草(ざぜんそう)》
           達磨草(だるまそう)とも使う。         
    
      画像は座禅層(ざぜんそう)

      青き野の割れて水鳴る座禅草(ざぜんそう)  堀口 星眠
         

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サンシュユ(山茱萸)・・カテンソウ(花点草)・昆虫・鳥・日記・俳句感想

2024-03-03 06:23:25 | 木の花・日記


サンシュユ(山茱萸)
 <ミズキ科ミズキ属>
樹皮は褐色を帯び麟片状に剥がれる。
葉に先立って枝一面に散形花序をつけ、黄色の小さな花を咲かす。


葉は卵状楕円形で、先は尖り、裏面は有毛で、主脈の基部に褐色の毛の塊がある。



11月頃、赤い実をつける。


カテンソウ(花点草)
 <イラクサ科カテンソウ属>
山野の林下に群生する多年草。
小さな花で、雄花を固めてつける。
雌花は上部の葉の付け根に固まつてつく。


まだ咲き出したばかりです。

※昆虫コーナー

ボケたけれど・・

蜘蛛?


ヒラタグモの巣


何の卵


何かの巣?



まだ頑張っているジャコウアゲハの蛹オキクムシ

※鳥
遠いけれど、ツグミ




ゴイサギ

      《俳句鑑賞は春の季語三月》
      三月尽(三月の終わり)などと使う。

    画像は関係ないけれど・・クリスマスローズ
    
   
       三月の甘納豆のうふふふふ   坪内 捻典

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セツブンソウ(節分草)・アズマイチゲ(東一華)・セントウソウ(仙洞草)・ザゼンソウ(座禅草)・日記・俳句鑑賞

2024-03-01 08:57:52 | 野の花・日記・俳句鑑賞


セツブンソウ(節分草)
 <キンポウゲ科セツブンソウ属>
実は、野川ではとうに咲いていると聞いていたが、
近場の牧野庭園や石神井公園で、我慢していた。
やっと、秩父の節分草園まで、電車で出かけることができた。
どちらかと言えば・・
栃木の星野の静かなセツブンソウの山を歩きたかったのだが、
それはまた来年のお楽しみに取っておこう。
石灰岩質の落葉広葉樹の林下に生え、時に群生する。


花の直径は2センチ、白い花弁に見えるのは萼が変化したもの。
本当の花弁は、紫色の雄しべの周りを取り巻く黄色い部分。


早春に花が咲き、他の植物が芽生える頃には、

地上部は枯れてしまうスプリング・エフェメラルの代表種。


アズマイチゲ(東一華)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
花の直径は3~4センチで、夕方になると閉じる。
また、晴れても気温が上がらないと閉じたままです。
咲き始めの葉は、紫紅色だが、花が咲き始めると葉も緑色になります。


草丈は5~20センチ。

花茎につく葉は3つに分かれ、それぞれの葉に切れ込みがある。


セントウソウ(仙洞草)
 <セリ科セントウソウ属>
日本の固有種。
今年はなかなか咲いてくれなかった。
早春の木陰の下で小さな白い花を咲かせる。
葉は、2~3回、羽状複葉で柄は紫色を帯びる。


根元から伸びた花茎の先に白い小さな花を多数つける。

<日記>
わんこまりをシッターさんに頼んで、月一の主人と、電車の日帰り散策に出かけた。
いつもなら、車でわんこまりも一緒で、栃木の「星野」のセツブンソウの山と
「花之の江の郷」に出かけるのがわが家の行事だったが、
主人が免許を返納したので、今年から、電車の旅になった。
久しぶりの秩父駅についても、バスの時刻が連結されていないので、
戸惑う事が多かった。他のセツブンソウ園に行く人たちも、
随分、迷っていたが何とか到着。
福寿草園も見て回ったが、ほとんど花が少なくて花の時期も終わりに近かった。
こんな感じだったかしら・・?
もう、数十年前に来た時のイメージとはずいぶん違った。
ただ、武甲山だけは少しづつ切り取られて形が違っていたが、
晴れてよく見えていた。
たぶん、私が20代の頃、札所34か所満願している。
また、この年齢になって、秩父の34か所の札所を巡ってみたいと思った。


              武甲山


秩父神社水占い


         《俳句鑑賞は冬の季語狐(きつね)》
    北狐(キタキツネ)・狐塚(きつねづか)・狐罠(きつねわな)
   などと使う。
   
        画像は秩父神社で、鯉に餌をやる
       
   
      日の夕べ天空を去る一狐かな   金子 兜太
     
         金子兜太は、秩父皆野町の俳人

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