▲セツブンソウ(節分草)
<キンポウゲ科セツブンソウ属>
実は、野川ではとうに咲いていると聞いていたが、
近場の牧野庭園や石神井公園で、我慢していた。
やっと、秩父の節分草園まで、電車で出かけることができた。
どちらかと言えば・・
栃木の星野の静かなセツブンソウの山を歩きたかったのだが、
それはまた来年のお楽しみに取っておこう。
石灰岩質の落葉広葉樹の林下に生え、時に群生する。
花の直径は2センチ、白い花弁に見えるのは萼が変化したもの。
本当の花弁は、紫色の雄しべの周りを取り巻く黄色い部分。
早春に花が咲き、他の植物が芽生える頃には、
地上部は枯れてしまうスプリング・エフェメラルの代表種。
▲アズマイチゲ(東一華)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
花の直径は3~4センチで、夕方になると閉じる。
また、晴れても気温が上がらないと閉じたままです。
咲き始めの葉は、紫紅色だが、花が咲き始めると葉も緑色になります。
草丈は5~20センチ。
花茎につく葉は3つに分かれ、それぞれの葉に切れ込みがある。
▲セントウソウ(仙洞草)
<セリ科セントウソウ属>
日本の固有種。
今年はなかなか咲いてくれなかった。
早春の木陰の下で小さな白い花を咲かせる。
葉は、2~3回、羽状複葉で柄は紫色を帯びる。
根元から伸びた花茎の先に白い小さな花を多数つける。
<日記>
わんこまりをシッターさんに頼んで、月一の主人と、電車の日帰り散策に出かけた。
いつもなら、車でわんこまりも一緒で、栃木の「星野」のセツブンソウの山と
「花之の江の郷」に出かけるのがわが家の行事だったが、
主人が免許を返納したので、今年から、電車の旅になった。
久しぶりの秩父駅についても、バスの時刻が連結されていないので、
戸惑う事が多かった。他のセツブンソウ園に行く人たちも、
随分、迷っていたが何とか到着。
福寿草園も見て回ったが、ほとんど花が少なくて花の時期も終わりに近かった。
こんな感じだったかしら・・?
もう、数十年前に来た時のイメージとはずいぶん違った。
ただ、武甲山だけは少しづつ切り取られて形が違っていたが、
晴れてよく見えていた。
たぶん、私が20代の頃、札所34か所満願している。
また、この年齢になって、秩父の34か所の札所を巡ってみたいと思った。
武甲山
秩父神社水占い
《俳句鑑賞は冬の季語狐(きつね)》
北狐(キタキツネ)・狐塚(きつねづか)・狐罠(きつねわな)
などと使う。
画像は秩父神社で、鯉に餌をやる
日の夕べ天空を去る一狐かな 金子 兜太
金子兜太は、秩父皆野町の俳人