卒業式の意義

本当にびっくりした。
担任の予想を越える成長ぶりだ!


6年生は卒業を祝う会を5日(木)に終えたばかりですが、6日(金)には全員で「卒業式の意義」をテーマにして話し合いをしました。

まずは一人一人が考える。
次にグループで話し合う。
意見をまとめて代表者が発表する。

そんな普通の話し合いでしたが、出てきた意見が素晴らしかったのです。

・これまでの12年間の総まとめ
・小学校6年間のけじめの式
・小学校の最後の授業
・学んだことを発揮する場
・小学校の思い出を心に刻む時間
・新しい世界へのスタート
・中学校へのスタート
・未来に向かって進もうと決意する場
・明日へ向かってはばたけ!
・親に成長の姿を見てもらう時
・先生や親に、これまで育ててくれた感謝の気持ちを表す
・後輩へのバトンタッチをする場

この内容、一人で考えなさいと言われたら、大人でもそうは出てこないのではないでしょうか。だいたい、卒業式について、深く考えたことのない大人もたくさんいませんか?

マインドマップを使わなくても、どんどん考えを出してくる6年生。
素晴らしいです。


5日の「卒業を祝う会」の時も心の宝を見せてくれた子ども達なので、その日記も公開しておきます。

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『場の空気を征した!』(3月5日の日記より)
今日の卒業を祝う会では、お客様の教職員も、主催者の保護者も、みんな涙を浮かべるほどに感動してくれた。

思いもよらぬインフルエンザ攻勢に、企画はボロボロで今日を迎えた。
一昨日の職員朝会では、「インフルエンザにやられて、祝う会の準備が進みません。今のうちに謝っておきます。ごめんなさい。」と話したほどのピンチ。

これを挽回するには、普通のやり方ではダメだと思い、空気で勝負した。

流す音楽、子どもたちの態度、そして、かもし出す空気を意識させた。

「ご歓談の20分間に勝負をかけなさい。すべての参加者に、君たち全員の心を届けなさい。自分の食べ物ばかり食べている人は“KY”だよ(笑)」

こういう投げかけに、200%応えてくれる子どもたちに育ったことが嬉しい!

同窓会長の衆議院議員・木村勉さんの所までも行って、歓談する6年生の姿が心強い。


この20分間で、今日の祝う会は決まった。
勝った!


会心の祝う会だった。

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