地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秩父鉄道散歩 (1) どっこい現役・1000系

2004-12-12 21:21:00 | 地方民鉄 (秩父)


 先日、忙しいけれどもどうしてもローカル私鉄に乗ってリフレッシュしたい!というわけで、秩父鉄道まで遠出してきました (但し、他にとある野暮用もありましたので ^^; 秩父方面までは行かず、羽生~波久礼間だけです)。そのときの画像をいくつか……
 まずはこちら、国鉄101系改め秩父1000系です! 87~88年頃の登場当初は、旧型電車を廃車に追いやる張本人でしたので、これが来るとガッカリしたものですが、今やこの電車すら本当に年輪を重ねてしまいました。103系すら大量廃車になり、南武支線の101系も廃車になった今日、秩父では1000系全13編成が未だに現役かつ主力で、軽やかなMT46モーターを響かせながら快走しているさまはとても貴重です (^^)。
 この日は、別に紅葉を全く期待していなかったのですが、とにかく暖かい今年の秋~冬の影響で、未だに紅葉が見頃 (但し余りきれいではありません)。そんな暖色系の背景と白い切妻ボディの対比が何とも鮮やかでした!

東武伊勢崎線散歩 (4) 東武動物公園にて

2004-12-12 11:39:18 | 大手民鉄 (東武)


 春日部からさらに北上、東武動物公園にやって参りました。ここの複雑な配線と林立する架線柱の様子は、他の大手私鉄とそう変わりませんが、折り返し待ちをしている東急8500系の横を「特急りょうもう」が通過してゆくあたりは、さすがこの駅ならではの光景です (^^)。但し、超望遠レンズがないとこの光景を撮ることが出来ませんので念のため (^^;)。
 「東武動物公園」と聞くとかなり大げさな駅名で、しかも日比谷線・半蔵門線という2本の地下鉄の電車がここまで行くことから、都会の延長という印象すら抱いてしまうのですが、実際には駅を一歩出るとかつてこの駅が「杉戸」と呼ばれていた当時の「のんびり~な田舎」そのものな駅前商店街が広がっています。かなりシャッター通りっぽい雰囲気もありますが……。いっぽう、杉戸といえば東武の杉戸工場ですが、南栗橋の新工場に役目を譲って今では解体待ちという雰囲気……。何と言いますか、全体的に「寂れ行く鉄道の町」という風情があって、ちょっと悲しいものがあります。それにしても、杉戸工場でカバーをかけて保管していた名車・5700系は、これからどうなってしまうのでしょうか??