さて、ごくたまにやって来るレアな緑色の電気機関車も良いですが、秩父の電機のうち個人的に一番の楽しみと言えばこちら、昭和20年代に造られて以来現役のデキ100です。特にこのデキ108は、もとはと言えばかつて天然硫黄採掘で栄華を誇った岩手県・松尾鉱山のスターでしたが、昭和40年代に入って石油精製の過程で採れる硫黄が大量に流通するようになった結果突如失職、同型機が活躍する秩父に引き取られて来たという流転の人生 (?) をたどっております。そんなことも思い出しながら「国鉄EF15のミニバージョン」そのものな老体を眺めていると、しみじみとしたものが感じられます (^^;)。ちなみに、前面窓にヒサシがついているのも、この松尾鉱山出身のデキ107・108だけだったと記憶しています。
さて、ごくたまにやって来るレアな緑色の電気機関車も良いですが、秩父の電機のうち個人的に一番の楽しみと言えばこちら、昭和20年代に造られて以来現役のデキ100です。特にこのデキ108は、もとはと言えばかつて天然硫黄採掘で栄華を誇った岩手県・松尾鉱山のスターでしたが、昭和40年代に入って石油精製の過程で採れる硫黄が大量に流通するようになった結果突如失職、同型機が活躍する秩父に引き取られて来たという流転の人生 (?) をたどっております。そんなことも思い出しながら「国鉄EF15のミニバージョン」そのものな老体を眺めていると、しみじみとしたものが感じられます (^^;)。ちなみに、前面窓にヒサシがついているのも、この松尾鉱山出身のデキ107・108だけだったと記憶しています。