地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

祝!京急800形ツートン塗装復活

2016-10-16 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急公式HPによりますと、登場から既に38年となった800形のうち1編成が、このたび登場時のツートン塗装に戻るとのこと! 当初、窓周りが白いツートンは、800形が最初に採用したものですが、後に2000形が1982年に登場すると優等用塗装扱いとなり、主に普通車として使うことを前提としていた800形は窓の下に白い線が入る一般塗装となって今日に至っています。とはいえ私などは、800形登場時のツートン塗装に子供ながらブッたまげた思い出がありますので、30年以上の時を経て元祖の色が戻って来るのは嬉しいですね♪



 しかし一方……2000形や、並走して走るJRの185系もそうですが、登場時の塗装に戻るということは、もう先が余り長くないことを意味しています。新1000の今年度分車両については現在、新1000のリニューアル版 (公式HP参照。顔は標準的な銀1000で、ボディ構造は1800)・6連8連各2本が新造中で、一方では1800の4連1本が最近運用に入ったようですが、6連と8連はそれぞれ800・2000形の置き換え分でしょう。というわけで、今のところは割と頻繁にダルマさんを見かけますが、今後は遭遇する度合いも減って行くこと間違いなし……。出来れば今のうちに、800形の普通車だけを利用して品川から浦賀まで乗り通し、キョーレツな走行音を腹一杯楽しんでおきたいと思わなくもありませんが、時間が無いの一言に尽きますので、今後はたまに短区間乗り合わせる際の経験を脳味噌にこびりつける必要がありそうです。