地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

いつの間に消え去った八高線205系

2018-08-09 11:11:00 | 国鉄型車両


 205系ネタをもうお一つ。これまで長年にわたり205系と209系のドアボタン装備車が君臨していた八高・川越線には、今年に入って以来総武線から209・E231系の幅広ボディ車が流入しており、たまに八王子で見かける度に「あれ、今日も幅広か……」と当惑することが増えていたものですが、去る7月下旬、205系3000番台の最後の2本が長野送りとなり、完全に消滅したとか……。何かの用事のついでに八高線で205系を撮ろうと思っても、そういうときに来るのは209系ということで、こんな後追いカットのみでしかお別れを告げることが出来ないのは残念なことであります。



 まぁ、八高線の205系につきましては、これまで何度も小宮以北でのシビレるような走りを堪能させてもらいましたので、そんな記憶を脳内で再生させつつ、手許の鉄コレを愛でることに致しましょうか。「北八王子をはじめとした乗客爆増に対応するため6連化された」という妄想設定を机上で実現するため、鉄コレは2編成分ゲットしているのです (笑)。
 いっぽう、ネットをチラチラと覗き見しておりますと、長野送りになった車両の一部には、「譲渡対象車のため部品取り禁止」云々を記した紙が貼られたとな? ジャカルタ譲渡でしたら何も手を加えずに新潟に行くはずですので、これは国内民鉄ということで間違いないでしょう。既に205系の購入実績があるという点、そして中型車2連では輸送力的にヤバくなったという点で、富士急あたりが最も無難な譲渡先として想定できますが、さて真相は如何に……?