昨日は、いつもお世話になっております『Asian Railway Plaza』の井上様のお声がけのもと、ジャカルタの電鉄会社KCIの技術者として南武線車内の忘れ物スマフォを発見したことで世に知られるOmatさんが来日されたのを歓迎する宴が、都内某所のインドネシア料理店にて開催されました。個人的には、2009年から2016年まで毎年今の時期はインドネシアを訪問しているところですが、昨年と今年は仕事が多忙さを増していることから日本にいる……ということで、歓迎する側の日本人鉄ヲタの末席に連ねさせて頂きまして、マンガライ駅の高架化工事やら、細帯車の消滅やら、武蔵野線205系増備やらで引き続き変化の真っ只中にあるジャカルタの地に思いを馳せるひとときとなりました。ご参加の皆様には大変お世話になりました!
それにしても痛感したのは「皆さん103系が本当に大好きなのだなぁ!」ということ (笑)。103系の話をするだけで、ビールも食事も旨みがグッとアップします。というわけで、これまで撮り貯めていた膨大な量のインドネシア画像の中から「そういえばアップしそびれていた」ということで、KCJ色103系のブキッドゥリ電車区入庫シーンを貼ることに致します。これを撮影したのは早いもので4年前のこと。パクアン急行様が取得された撮影許可に有り難く加わらせて頂きまして、朝方のタナアバン・フィーダ運用を終えた103系がちょうど入線するところを激写したものです。また2枚目の画像は、今や完全に立ち入り不能になった「マンガライのボゴール寄り」の撮影向き空間にてゲットした、ブキッドゥリへの引き込み線にゆっくりと進入するシーンです。
思い出すにつけ、ジャカルタの計16両のうち、最後まで生き残った8両は整備スタッフの必死の努力で良好な状態を保っていましたが、入線後数年間の予算不足&酷使がたたって満身創痍だったことは否めません。しかも、2014年の時点ではメトロ6000や205系が増えた後であり、103系がジャカルタでも圧倒的に古い電車に見えてしまったという……。とはいえ、満身創痍の圧倒的旧型でも何だかんだで力強く走ることが出来る103系は、やはり偉大な電車なのだなぁ……ということをしみじみと感じます (この年の訪問では103系がスルポン線の運用に入り、マジャからタナアバンまで延々と通し乗るという特典もありました♪)。