先日のトミーテック新製品発表では、ついに来ました、伊豆箱根駿豆線3000系ステンレス! 既にラブライブ・ラッピング編成が発売されていますので、標準色バージョンがリリースされるのは余りにも明らかでしたが、特殊ラッピングを先にして通常版を後にするやり方は、遠鉄1000系にしてもそうですが、「ちょっと如何なものか」なジラシ商売としか思えません。まぁ良いです……とにもかくにも出るのですから。これほど活発なラッシュ輸送が行われるいずっぱこのオリジナル車両が、鉄コレの長い (?) 歴史の中でリリースされて来なかったことの方がどうかしていると思いますが、これを機に、大雄山線を含めて他の車種も、と切望するばかりです。
というわけで、昨年の3月にちょこっと野暮用で三島に出かけたついでに撮影した画像を未アップであったことに気付きました (滝汗)。
今回発売が決定した駿豆線3505編成は、性能面では3000系そのもので、あたかも西武101系のいずっぱこバージョンとしか思えない走行音を楽しめますが (^o^)、1987年の増備ということで、車体は国鉄→JR211系を相当強く意識したものとなっています。ドシロート目には、正面と色を除けば、両者は同じ電車と思ってしまうのではないでしょうか (笑)。
かつて、いずっぱこと言えば鋼製・塗装車だろ、と思っていた高坊の私 (当時) としては、駿豆線3000系や大雄山線5000系の増備がステンレス車に切り替わったことに「邪道」とすら思っていたのですが (^^;)、今や205系や211系ですら一部廃車されてしまった時代です。あくまで昭和末期なデザインセンスを伝える車両として、3000系ステンレスをも愛でたいと思うものです。