仙台駅に日常的に出入りする車両は、阿武急8100系を除けばほぼJRE発足以後のステンレス車になってしまいましたが、その中でもある意味で新風、ある意味で異彩と言えるのが、仙石東北ライン用のHB-E210と言えましょう。E721が幅を効かせる仙台地区にあって、何故かE129に準拠した車体であるのは興味深いところですが、それ以上に発電機と回生ブレーキによるバッテリの双方を電源として走るという最先端の装備も、ド素人目には「何かスゴい……」と思わせるものがあります。
とはいえ、もし実際に乗ってみれば、単にVVVF+交流モーターのサウンドと発電機の音が聞こえてくるのみで、何やら複雑精巧なシステムを採用していると思わせるものは床置きの巨大バッテリのみなのでしょう。
ええ……今回は初めて眼にして撮影するのみで、乗ったわけではありません。スミマセン……(^^;)。
そんな私ではございますが、一応鉄コレ28弾のボックス買いによりこの車両の鉄コレはゲットしておりまして、直ちにN化のうえ4連の雄姿を飾って楽しんだものです。何よりも、カラーリングが仙石線に似合っているような気がしますので……。是非そのうち、これに乗って久しぶりに石巻に行き、焼きそばを食べがてらDE10を撮りたいものです。