主要路線の車両は二段窓キュービックが未だに主力の感がある岩手県交通・一関地区ですが、もちろん他の車種も走っています。ご多分に漏れず、エルガやエルガミオが増殖を始めているのは否めないところですが、一方では単発で (?) 移籍して来たと思われる車種が神出鬼没でやって来ることもあり、なかなか濃厚な世界であると思います。
というわけで、奥州街道をトボトボ歩いて、全800km超の中でも最大の見どころと言っても良い平泉界隈の名所旧跡をめぐり、最後に中尊寺金色堂を見物して再び門前に戻ってくると、前沢イオンモール行きの日野レインボー来たぁぁっ!
一関地区の二段窓キュービックは、最早近い将来の廃車が前提で、彩度の低い旧塗装に加えて錆が浮きまくる満身創痍の姿ですが、このレインボーはやはり二段窓であるというのに、彩度の高い新塗装もピカピカで、何やら中尊寺の宝物と比べても宝物としての輝きがビンビンに感じられます (笑)。後日ググってみたところ、みちのくに流れて来る前は、千葉県内で活躍しいていたとか。ちょうど信号待ちモードでしたので、とにかく速攻でシャッタースピードと絞りをいじり (常にマニュアルで撮ってます)、動き出したところで怒濤のズーミング連写! 充実した平泉観光の最後の最後に、なかなか濃いぃ撮りバスを楽しんだ充実感とともに、間もなく「衣川の合戦」で知られる一帯を歩き、高台にある今宵の宿で岩手の名産に舌鼓を打ちつつビールを傾けたのでした。
このあと、前沢・水沢・北上・花巻でももちろん岩手県交通のバスを見かけていますが、ちょうど良い場所とタイミングを得られなかったため、撮りバスは盛岡近郊に着くまで省略です (^^;