
東急8500系改め秩父7000系がデヴューして以来、早いものでまもなく1周年。思い出してもみれば、7001Fの営業運転開始に際しては菜の花とからめて撮影したものですが、まさかその約1年後、同じ3月であるというのに、雪深き風景の中を行く光景をデヴュー1周年記念として (?) 記録することになるとは……! 影森での撮影にあたっては、駅に留置されている1000系2編成だけでなく、せっかく冬山対応の登山靴という重装備で訪れているからには (爆) 雪道を歩いて撮影スポットに向かい、走行中のシーンも気合いを入れて撮ろう……としたところ、さっそく三峰口から7001Fがやって来たではありませんか!! 屋根やクーラーにとっぷりと雪が積もり、正面にもそれなりに雪がへばりついているあたり、秩父線末端部での積雪の多さを物語っており(私が寄居から乗ってきた列車が全線復旧一番列車でしたので、7001Fは明らかに秩父以南での留置だったはず)、雪の田園都市線でもなかなか見られない姿に思わず圧倒されました……。それと同時に、秩父入りにあたって手が加えられたという耐寒耐雪装備が本領を発揮していることを思い知らされ、「さすが秩父の《新型》、力強い雰囲気よのぅ」と嬉しくなったのでした (*^^*)。

このあとは気温が上がってパラパラと小雨が降り続く天気となってしまい、羽生から折り返して来た7001Fの屋根の雪もだいぶ薄くなってしまいましたが、駅名通りに黒い谷という雰囲気の風景の中を発車する7001Fの姿を広角勝負でバッチリ決めて思わずガッツポーズ (笑)。いや~この緑グラデーション、雪景色にも実に良く似合います。あと10日後にデヴューする8090系改め7500系も、恐らくこれから経験することになるであろう秩父の雪景色にベストマッチすることでしょう……。
それにしても改めて思うのは、車番の1つ違いで雪と一切無縁な灼熱のジャカルタに行きもすれば、はたまた雪の秩父で奮闘することにもなるという、8500系・東武非乗り入れ編成の両極端な運命……。周知の通り、秩父7001・7002Fは東急8609Fを出自としておりますが、8608Fは黄緑+黄色帯でボゴール線の急行運用に入り、8610Fは青+水色帯で同じくボゴール線の超過酷なエコノミーAC運用に入っている光景を現地で目にした者としては、何はともあれこの違いには運命のいたずらに似たものを感じずにはいられません……。過激な混雑の中で8500系の本領を発揮するのと、過激な混雑こそないものの寒冷な気候の中で奮闘するのと、一体どちらが「第二の車生」としてマシなのでしょうか。う~ん、かなり難しい問題ではありますが、だからこそ東急8500系趣味は止められないなぁと思っております(結局そういうオチかよ、という声が聞こえてきそうですが ^^;)。
こうして雨や風、雪に見舞われながら電車はその地域になじんで行くのでしょうね。東急8500系改め秩鉄7000系もすっかり秩父の地になじんできたように思えます。雪の中を行く7001F、かっこいいですね!
東急8500系は、当初計画されたように頻速運転を行なう田園都市線だけではなく、高温多湿な地域でも寒冷地でもがんがん使える頑丈な優れた電車であるという証ですね。国鉄101系もとても頑丈で優秀な電車なのでここまで長生きしているそうですから、これからの秩父だけではなく、長野やジャカルタの仲間も末永く活躍してくれそうです。
余談ですが、トップ画像の撮影地近くを先日歩いていたら散歩中の年配の女性に話しかけられ、その女性が「自宅の畑から撮った電車の写真」を見せてくれたのですけれど、なんとまあ、それがこの撮影地あたりの(線路をわたった反対側だったかな、の)桑畑越しに撮った100形電車でして、懐かしさに思わず絶句しました。いろんな人がいるものですねえ(笑)。おばちゃん侮りがたし! それにしてもいま思えば「その写真を撮らせて、おばちゃん!」となんで言わなかったのか後悔しております。
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
秩父7000系の馴染み具合は、なかなか洗車してもキレイになりきらない車体 (爆) にも現れているような気がしますが、今回の雪景色では雪が車体に反射してボディ本来の白銀色を際だたせておりました。そんな厳冬っぽい雰囲気も新たな魅力なのだなぁと思い知らされましたが、最大の難点は秩父が雪国ではないために滅多に見られないことでしょうか……。
それはさておき、東急8500系の完成度の高さは、さまざまな移転先でも何の問題もなく人気車両として大活躍していることからも明らかでしょうね。でもひょっとすると、秩父沿線はジャカルタと比べてもダントツで過酷な環境かも知れません。なにせ、日本で最も高温多湿になる場所=熊谷を走りますので……(ジャカルタは暑いですが、カラッとした暑さでありまして、雨期はそれほど気温が上がらないはず・・)。寒暑の差が激しい秩父で長期間活躍できる車両はすべて優秀だと言えるのでしょう。
影森での偶然のひとこま、何やらちょっと良い話ですね……。やはり古くからの沿線民の皆様にとっては、走る工芸品といった趣きすらあるシックな (?) 100系電車こそ「我が心の友・長年の伴侶」というべき存在なのでしょう……。桑畑と小豆ベージュ、私が秩父を初めて訪れたときは当たり前すぎる組み合わせでしたが、養蚕もほぼ壊滅して沿線の桑の木も僅かになりました・・・(遠い目)。