2020年は完全にSLが運休となる秩父鉄道、無難に考えればデキ201と12系を使ってEL客レを運転するものと予想できますが、問題は料金設定。これまでは確か、EL代走の際にはSL急行料金を全額返却し、乗車券のみで利用できたはずです。SLが牽引するわけでもないのに普通列車よりも遅い列車では、電車急行料金をも徴収できないという考え方なのかも知れませんが、何はともあれ気軽に12系客レに乗車可能という点で非常に嬉しい反面、今や貴重な12系に乗るのに料金を払わないのも申し訳ないと思わなくもありません。
そこで、一つの考え方として、この秋以後EL急行料金を設定することになった大井川鐵道に倣って、秩父鉄道でも電車急行並みの料金を取るのはありだと考えます。12系にしても、既に大量廃車から長い時間が経ち、部品が次第に減っているでしょうから、困難さの度合いが上がりつつあるメンテナンスを着実にやって頂くためにも、料金を取って頂ければと思うわけです。
まぁいずれにしても、SL運転時と比べれば、観光客の利用が減ってしまうことは否めませんが、その代わりにゆったりとした長距離列車旅気分を都心の至近で気軽に味わえる存在として、来年は秩父のEL急行に着目したいと思います。(運転されればの話ですが)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます