10000系が小田急特急車の廃車候補とすれば、通勤車の次の廃車候補と思われるのが5000系・4両固定編成2段窓車です。ひところの小田急は、伝統の「小田急顔」と2段窓の組み合わせが当たり前のように見られたものですが、あれほど隆盛をきわめた2段窓車も2600系が今年6月に引退し、釣掛車の車体更新バージョンとして2600系とほぼ同じ車体を新造して80年代後半にカルダン化した4000系もこの1年で全90数両が一気に陥落してしまいましたので (残る数編成もダイヤ改正まであと2週間の命……)、いつの間にか典型的な小田急顔+2段窓の電車はこれだけになってしまう、ということです (T_T)。ま、こちらは車内更新・シングルアームパンタ化を受けていますので、当分のあいだは走ってくれるでしょう。それに15編成あるので、急行の先頭で活躍してくれるシーンを引き続き多く見ることができそうです。でも、来年は第一陣が登場して35年になりますので、やはり予断を許さない状況だと思います。
※太いケーブルの影が落ちていなければカンペキなのですが……この時期、電化路線は難しいですね (^^;
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