上信電鉄における西武401系の生き残りであるクモハ151+クモハ152は、公式HPによりますと先月25日の営業運転を以て車齢53年に幕を閉じたとのことでした。そこで個人的には、107系の改造工事が進んで車籍編入が迫る中、ボロい150・200形の中でも、検査期限切れとなる151編成が最初に除籍されることになったのだろうと解釈しておりました。
ところがどっこい! まだ151編成の車籍は保たれていたようで、来たる30日にツアー形式でさよなら運転を実施、参加者募集は既に満員御礼となったようです。5月の時点での運行終了宣言は何とも紛らわしいフェイク・ニュースだったことになりますが、あるいは「さよなら運転をやってくれ」という声が殺到し、検査切れにならない限り実施しようという方針に変わったのかも知れません。
というわけで、昨年8月のビール電車乗車ついでに撮影した画像のうち未アップの画像をレタッチしてみましたが……どちらも後追い撮影で、運転席には誰もおらずスミマセン (笑)。
まぁ、西武401系そのものは、三岐と近江でまだまだ現役バリバリですので、今のところは「全て消える」と焦るには及ばないでしょう。そして裏を返すと、まったりと現役401系を楽しむのであれば、今が引き続き旬であると言えましょう。
むしろ個人的には……そろそろ107系の上信バージョンが落成する姿を見てみたいものです。上信側の線路に押し込まれたのは去年の8月下旬の話ですから、そろそろ10ヶ月。イイ加減、改造が終わる頃合でしょう。あるいは、例えば119系改めえち鉄7000系と同様、VVVF化を伴う大がかりな改造を施しているため、意外と時間がかかっているのかも知れません (妄想……165系の下回りがそっくり温存されるのが最もヲタ的に好ましいですが、比較的新しい車体を活かしてこの先20年近く使うとすれば、補助金を多めにもらって下回りにも手を入れるという判断もあり得るでしょう)。
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