昨日までの3日間開催されたヨコハマ鉄道模型フェスタでは、GMブースにて新「エボリューション」シリーズに賭ける並々ならぬ気合いを垣間見ましたが、とりあえずテキストのみで実物試作品の全貌はまだまだ不明 (汗)。まぁ私も、既にこれだけ何でも完成品としてあふれつつある以上、GMには是非「創る楽しみいっぱい」の本義に立ち返って頂きたいものですし、もしこれが「スッと組み上がって見事に精緻なモールド」となれば拍手喝采ですが、逆にもし従来品との明確な差別化に失敗したら……ということで、結構背水の陣なのではないかと想像されます。一方板キットは、ネット上では時代遅れとか何とか言われつつも、心おきなく切り接いだり勝手な設定を想定したりして怪しいフリーランス車両を作るには最適な素材であることも事実です。というわけで、GMの奮起による経営体力アップを通じて、板キットについても末永く販売されることを願わずにはいられません。
というわけで、いま押入にある不良在庫キットを手がけようと思いイジリ始めた地方私鉄電車キット……。やれ寸法が怪しい、腰高だ……と文句を垂れながらも、一通り組み上がってみると結構カワイイ奴であるのも事実。そこで、このキットが活きるか死ぬかは、ズバリ愛着が持てる塗装になるかどうかにかかっている!と思いまして、あれこれ悩んだ末に結局、前回記事の最後で触れた通りに福井鉄道近似色 (といっても全然違う ^^;) を塗ってみました。具体的な塗料のチョイスは、GMのクリーム色4号と、タミヤのブルー (TS-15) となっております。より一層福井鉄道っぽくするのであれば、青は小田急ブルーの方が良さそうですが、余り似せるよりもフリーランス的な独自性を出そうということです。そのうえで、Hゴムをマッキー極細と黒エナメル塗料で丁寧に塗り、窓パーツを嵌め、下回り及びパンタ (テキトーにGMのPT42を載せてます) と組み合わせて完成!!
あー、忙しいうえに他の仕掛品も多数あるというのに、この色が個人的に余りにも決まりすぎ (笑)、結局最優先でHゴム塗りをはじめとする付帯作業を進めてしまったという……(^^;;)。そして、出来上がり具合も本当にカワイイ奴となりまして、単行も良し、ミキストも良し……(*^^*)。もっとも、ここまで良い感じになるとは予想していなかったため、鉄コレ動力を挿入しない前提で作業を進めてしまったのは我ながら大誤算でした! (滝汗) もう1両製作中の、まだ色を塗っていない車両につきましては、鉄コレ動力挿入対応車にするつもりです……。
せっかくですから貫通幌をつけるのはダメですかねえ...
こんばんは、コメントどうもありがとうございます~。
南越線っぽく見えるということで嬉しいです (笑)。
貫通幌につきましては……まぁ付けるという選択肢もあるのですが、とりあえず単行使用が前提のド田舎ローカル電車で、途中駅での貨物入換作業をやりやすくするために貫通扉を片方のみ装備した……という架空設定としました (汗)。しかし、ちょっとノッペリした雰囲気になり過ぎているような気もしますので、現在製作中の2両目は、幌の接着面と干渉する手すりモールドを削ろうかと思っているところです。
わたしはヨコハマ鉄モフェスタには行かなかったのですが、GM「レボリューション(爆)シリーズ」の説明文を読み、一種感動を覚えたものなのですが、なんとなく腑に落ちないものを感じておりました。で、こちらの記事にて合点が!そうだ、まだその説明文の結果たる模型を見てないんだ(汗)!ということにようやく気付いた次第。ありがとうございました。
コンセプトはやっぱりおもしろいと思います。でもおっとっと殿がおっしゃるとおり、すばらしいコンセプトであるがゆえ否応なしに「背水の陣」を感じてしまうこの悲しさは一体・・・一体成形(爆)?
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
思い出してもみれば、GMがエボリューション・シリーズなるものを大々的にぶち上げたのは、昨年7月の松屋ヲタ祭りでのこと (確か)。それ以来約半年が過ぎている以上、何かしらパーツ試作品の劇的変化の片鱗を見せてくれても良いような気がするのですが、それが全くなかったのが何とも歯がゆい展示でしたね~。とにかく、鉄コレで怒濤のような新製品展開がなされ、GMやガレキの食い扶持を奪っていると思われる中、試作品がいつまで経っても出なければ、昨今の気象庁が降る降るナントカと呼ばれているのと同様に「出る出るナントカ」と呼ばれることになってしまいますから、ホント、模型いじりヲタを驚かせる展開を期待したいものですね……。