地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急恩田通信・若葉の08年4月末編

2008-04-26 09:14:25 | 大手民鉄 (東急)


 ここのところ多忙のため、出勤ついで鉄もままならなかったのですが、そうこうしている間にも、東急の車両事情は目まぐるしく変わって行きます。とくに、桜舞い散る4月初旬の時点ではまだ編成が組まれていた8001F・8005Fも、さすがに3週間を経てしまえば編成をバラされてしまうのも必然的な流れということになります。リンク頂いているMIYAさんのブログ「PRECIOUS」の恩田レポートを拝見していますと、辛うじて工場内に残っている8000系の様子に、いてもたってもいられない気分にならざるを得ません……。そこで、昨日は久しぶりに午前中時間が空いたことから、長津田で途中下車のうえ恩田をちょこっと訪問して参りました。
 こどもの国線に乗って長津田工場が見えて来ますと、あれ……工場正門脇の側線からは完全に8000系の姿が消えており、「カラス」ことデキ3021がぽつねんと佇んでいるだけでした。工場内もかなり空いたスペースが増えつつあるようで、確実に8000系の搬出が進みつつあるようです。



 そこで恩田のホームに降り立ちますと、デワ3043の後ろには8000系のクハが社紋や車号を外された状態で留置中でした。ただ、残念ながらすぐに入換をするような雰囲気ではありませんでしたので、さらに工場南西側の高台に上ってみますと、東急テクノシステムの新しい構内側線には、「PRECIOUS」さんでもご紹介されていた、両端の窓を外された謎のデハ8100の姿が……。歌舞伎の帯も、こどもの国方の車端部を残して剥がされており、まあ間違いなく別の用途へ向けた改造を控えているのでしょう……(解体の場合は帯を剥がさずに搬出されるのがこれまでのパターンだったと記憶しておりますので ^^;)。車内は何だかメチャクチャな状態になっているのが遠目にも分かるのですが、果たしてどうなるのでしょうか?? なお、東急テクノシステムは現在のところ工場本屋が完成しただけで、様々な工具類はこれから搬入するようですので (敷地内に空の棚がいっぱい)、謎のデハ8100が中に吸い込まれるのは連休明け以降と予想しております。
 いっぽう、望遠ズームレンズを使って奥の車両群を眺めてみたところ、デワ3043の次位がクハ8006、1枚目の画像の奥に見える2両はデハ8106 (5だっけ ^^;) とクハ8005でした。これらの車両は社紋・車番を外されたうえに、直接車体にマジックで番号が殴り書きされていましたので、間違いなくこのまま搬出・解体でしょう……。さらにその奥にいた、伊豆急向けと思われる改造を受けていたデハ8118は、ガムテープの上に車番が記入されていましたので、車体に直接車番が記入されるか否かが運命を判断する基準と言えそうです (インドネシア行きの場合は東急の車番を継承しますので、社紋をガムテープで覆い隠すか否かが基準)。
 それにしても気になるのは、クハ8001の行方です。さらに奥の方に1〜2両ほど8000系の車体が見えたのですが、車番は確認できず……。

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