地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

小田急7000形旧塗装・箱根登山を行く

2008-03-15 08:32:00 | 大手民鉄 (小田急)


 今日はJRグループだけでなく、小田急でもダイヤ大改正。その目玉は何と言っても60000形運行開始と、特急以外の湯本直通列車の4連化ということで、沿線は大いに盛り上がることでしょうが、やっぱり個人的に最も気になるのは江ノ島線の変化 (大和始発・終着の設定と初終電変更) でしょうか (^^;)。そして、箱根登山1003Fの登場時塗装=ベルニナ号塗装復活も、歓迎するべきニュースです (^o^)。
 とくに、小田原口の4連運行とベルニナ塗装復活がどうなっているのか、すぐに見に行ってみたいのはやまやまなのですが、今日は大雨の後のポカポカ日和ということで、花粉症の人間にとっては最凶の環境 (号泣)。鉄教育中の甥っ子が自宅に遊びに来ることもありますので、のんびりと台湾新幹線プラレールで遊びながら引きこもり、ネットでダイヤ改正の具体的状況をチェックすることにします (笑)。
 というわけで、最新の話題は他のサイト・ブログ様にお任せするとしまして……箱根登山線内の変化にかこつけ、別の気になる話題をお一つ (^^;)。昨年来の7000形旧塗装復活ラッピングと、登山線内でのベルニナ号との競演が、果たしていつまで見られるのかということです……。



 7004Fの旧塗装ラッピング、確か復活時のアナウンスでは今年の3月までということだったと記憶しているのですが、それは恐らくラッピングの劣化の度合いを考慮してのものなのでしょう。実際、たまに7004Fに当たりますと (台湾に行く前日、飲み会帰りにホームウェイで帰宅した際にも当たってびっくり)、局所的にラッピングが剥げて地色の白やローズレッドがチラリと見えているのが目につきます。遠目には大丈夫そうに見え「勿体ないから次の検査まで是非このままで」と思うのですが、やはりいずれ早々に剥がされる運命なのかも知れません。
 それでも折角、かつてのロマンスカー標準塗装に合わせたベルニナ号塗装が復活したのですから、それに合わせて7004Fも、3月いっぱいと言わずもうしばらくこのままでいて欲しいと思うのが人情でしょう (^^;)。もちろん、ベルニナ号1003Fの入生田出入庫と、7004Fの湯本入線が上手い具合に重なって、入生田で一瞬の夢の競演!……という展開になることはほとんど期待薄ですが (もし実現したら超奇跡)、湯本で少々距離は離れるものの両者が出会うシーンが実現するだけでも、気分は1980年代へタイムスリップというものです (*^^*)。とりあえず個人的に7004Fの箱根登山入線シーンは、今回ご紹介している画像のように、入生田駅に残る3線レールと7004Fの組み合わせで押さえてはいるのですが (昨年末、箱根に一泊温泉旅行したついでに撮影 ^o^)、春から初夏にかけての明るい雰囲気の中をゆく7004Fの姿も記録してみたいですし……。さてどうなりますことやら (^^;)。

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6 コメント

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Unknown (あまのじゃく)
2008-03-15 20:35:43
おっとっとさんこんばんは。
かわりにと言ってはなんですが、花粉に立ち向かい今日早速行って来ました。
B2(旧塗装)編成は12:25の箱根湯本発から営業に入りました。
(入生田からは10:37に到着していたのですが)
喜びも束の間B2編成と車両交換したのはなんと103-107(>_<)
結局B2は後回しにして入生田までの不定期回送に行ってしまいました(^^;
今日は終日運用なので明日も走るでしょうね。
入庫した103-107は110と連結され3連になっていたので、
明日は朝から運用入りそうな予感ですが・・・
話から大分逸れてしまいましたが、
やはり入生田入庫中と7004編成は今でも狙っております。
ただ、108とは撮ったのですがノーマルとの並びに一度も巡り合った事がありません。。
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Unknown (よしくん)
2008-03-15 22:19:29
こんばんは、小田急LSEの旧カラーは箱根登山線によく似合いますね(^_^)かつてNSEが走っていた頃を思わせるこのカラーこそ小田急ロマンスカーと思ってしまいますね。もちろんHISEから採用されたカラーも気に入っていますよ(^_^)
箱根登山1000形「ベルニナ」の旧カラー復活も期待したいですが、3両編成(中間は2000形)のままで行うとのことで、2両での運転も行ってほしいですね(^_^)
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Unknown (Gu)
2008-03-15 23:19:20
こんばんは、どうもです。
今さらながら・・コレ、ラッピングだったのですか 汗。塗装したのかと思っていました。LSEを見ると、小学生時代に金持ちの(憎たらしい)友達(?)が親に買ってもらったTOMIXを思い出してしまい、あまりいい思い出はないのですが^^;、現在のロマンスカーのラインナップのなかで、最もロマンスカーらしいかなぁなんて個人的には思っています。

オレンジとグレーのカラーって、一見地味なようで名色だと思います。湘南色、スカ色・・・昭和のカラー大好きです^^;
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Unknown (おっとっと)
2008-03-15 23:49:55
>あまのじゃくさま
 こんばんは、コメント&レポートどうもありがとうございます!
 いやー今日の花粉、密閉した部屋の中でさえ結構すごいものがあるのですが……そんな中をスギのるつぼ・箱根へ行かれたとは本当にお疲れ様でした……。
 例によって箱根登山の運用はギャンブルなようですね (@_@)。当たりが入ったと思ったら、その代わりに超大当たりが引っ込んでしまうとは……。「クリー○を入れないコーヒーなんて」という昔のCM (爆) と同じく、「釣掛が走っていない箱根登山なんて」ということで、入生田に移動してしまいたくなるそのお気持ち……よく分かります (笑)。
 とりあえずは、今後この2大名物編成が、出来るだけ運用に入っていて欲しいものですね。個人的には実を申しますと、一番撮りやすい入生田で興奮のひとときを過ごすために、出入庫に当たりたいのですが……(^^;;;;)。どうやらあまのじゃくさんも同じお考えのようで、7004Fと旧塗装の並びゲット、ご健闘をお祈り申し上げます!!
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Unknown (おっとっと)
2008-03-16 00:01:35
>よしくんさま
 こんばんは、コメントどうもありがとうございます! 
 今の小田急ロマンスカーのカラーリングは10000形以降のバブル期リゾート特急タイプと、30000形以降のシンプル多目的タイプに分けることが出来ると勝手に解釈しているのですが (笑)、やはり小田急としては、やや古めな印象ながらも流麗さや華やかさを思わせるこの塗装に思い入れがあるのでしょうね。だからこそのロマンスカー50周年の目玉となったのでしょう。
 いっぽう、箱根登山ベルニナ号塗装の復活ですが、残念ながら1000形は2000形の中間車を組み込まないと冷房を効かせることが出来ませんので、2両での運転はまず望み薄でしょう……。
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Unknown (おっとっと)
2008-03-16 07:53:01
>Guさま
 おはようございます、コメントどうもありがとうございます~。
 ええ……最近の復活色はラッピングでここまで出来るようになっているようで、恐らくその方がコストもかからないのだと思われます。京急の1309・1321Fもやはりラッピングですし……。塗料を塗った場合と比べるとどうしても仕上がりに重厚感がないかな、という気もするのですが、まあ仕方がないでしょう (^^;
 自分には買えない模型を持っているクラスメイトや、自分は乗せてもらえない長距離列車に乗ったことがあるクラスメイトが心の底からうらやましく恨めしい……それが長期的には、趣味活動の炎をメラメラと燃えさせる原動力になっているのかなぁと思っています。という私は根暗人間です。すみません (^^;;;)。
 とにもかくにも、シンプルな直線美と日本人の琴線に触れる色彩感覚にあふれる昭和の塗装、いつまでも残して欲しいものですね……。
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