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残り運転期間があと僅かで極めてレアな存在……といえば、小田急線内に乗り入れるJRC371系を忘れるわけには行かないでしょう。まぁそもそも371系は一系列1編成しかないという天涯孤独の存在ですが、小田急線で日々通勤・通学していれば意外としばしば見かける存在感たっぷりな車両であり、とくに巨大な窓と分厚い座り心地の椅子の組み合わせは小田急ロマンスカーと比べ驚喜に値するだけでなく、停車時に発せられる如何にも国鉄技術の延長らしい (?) 盛大なブロワー音も、小田急の駅に居ながらにして「長旅」へのロマンをかき立ててくれます (私だけ?)。黄昏時の新宿駅地上ホームに佇む「あさぎり7号」の情景は、帰宅時の日常的な雑踏(とゆーか大混雑。苦笑)の中に紛れ込んだ究極の非日常……(*^^*)。
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そんな「あさぎり」、小田急線内では割とよく利用されていますが、御殿場線内の利用は寥々としたものがあり、土曜休日の良い時間帯の松田~御殿場間を除けば苦心の営業運転が続いていたように見受けられます。そしてついに先月、371系の大幅更新時期到来と来年春のJR・小田急ダイヤ改正を機に、371系は富士山周辺地域の観光振興列車(団臨?)へと衣替えされることになり、小田急線からは撤退……(T_T)。今後の「あさぎり」の具体的な運行方法の詳細はまだ発表されていませんが、基本的には20000形での運行となり、検査入場時にはJRC乗り入れ可といわれる60000形での代走になるのか、はたまた20000・60000形各1運用となるのか……。60000形が沼津まで乗り入れるとすれば、371系も従前通り富士山の大展望が極めて秀逸な御殿場~裾野間には顔を出すでしょうから、御殿場線の車種的賑わいは増すことになりそうで、それはそれでワクワクしますが、やはり小田急から圧倒的存在感を誇る371系が消えるのは寂しいですね……。
個人的には、昨年末の岳南まつりの帰りに沼津から町田まで371系乗車&富士山超大展望を満喫しましたので、敢えてこれからお名残乗車ブームの混雑に参入しようとは考えていないのですが (^^;)、何はともあれ最終日が近づくにつれて予想される○式ヲタ殺到の阿鼻叫喚 (-_-;) を無事乗り切って、小田急乗り入れの有終の美を飾って欲しいものです……。
371系の小田急乗入は来年3月を持って終了することが発表されました。「あさぎり」だけでなくホームライナー運用もこなし、車両の老朽化が気がかりな面もありました。
今後の運行に関しての動向も気になりますが、あさぎり号を取り巻く環境はこの20年で変わりました。近年は京王バス東が新宿・渋谷から沼津へ向かう高速バスの運行や車内販売の廃止があり、小田急・JR東海両社ともあさぎり号に関しては乗り気ではなかったような気がします。そう考えると小田急は千代田線直通列車の増発に力を入れたり、東海は新幹線で収益を確保したいなどの理由もあります。
371系も20年間小田急沿線の景色をバックに走行してきましたが、姿は消すのはやはり寂しい限りです。運行開始当初(1991年)は世田谷を走る唯一のJR車両としての印象もありました。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
連日の長距離運用による車両の老朽化だけであれば大幅に更新を施せば良いのかも知れませんが、そうせずに撤退とするのはやはり近年の高速バスや自家用車との競争という現実があるのかも知れないですね。そもそもグリーン車を2両も連結した現在の「あさぎり」の存在自体がバブルの産物であり、そんな登場の前提が変わって久しかったことから、むしろ約20年よくここまで不変なまま走り続けた……ということを驚くべきなのかも知れません。
もっとも、今回の大転換で小田急とJRCの関係が大幅に悪くなるという気配は全くなさそうですので、伝統の御殿場線乗り入れルートが活かされ続けることを願いたいですね。