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先日の日比谷ヲタ祭りでゲットした鉄コレ、お次は阪神5001形をN化してみた備忘録でございます。阪神の車両は総じて、その沿線風景や雰囲気と同じく、阪急(とりわけ神宝線)のような優雅さは感じられないものですが (失礼!)、その代わりに六甲おろしの勢いを受けて荒れ狂う猛虎の如き質実剛健さに満ちているように思いますので、別に野球は阪神ファン度ゼロな私ではありますが、昭和の阪神電車は大好きです♪ というわけで、毎年毎年赤胴→青胴……と入れ替わり立ち替わり、女子供に媚びを売る世界とは対極にある激シブな車両が鉄コレ化されるたびに熱く期待しておりまして、今年はとりわけ現役バリバリの5001形がリリースされるということで、「阪急2300系もサイコーだけど阪神青胴もサイコー!」という思いを胸に日比谷公園での4時間半並びに耐えたのでした……(笑)。
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したがって、インレタ貼り→半光沢塗布→N化パーツ取り付けというお決まりの作業も、能勢電に次いでとりいそぎ阪急よりも優先です。いやまぁその……今回は5001形ということで、GMの阪神インレタにある5001~5004の車番を、何も迷うことなく、あるいは一文字ずつ貼るという過酷な苦痛を伴うことなく、淡々と貼れば良いということで……。地獄の沙汰もインレタ次第です、はい (^^;;)。
しかしながら、羽根付きの美しい化粧箱、そしてパッと見の造形の素晴らしさとは裏腹に、実際に一旦バラバラにするべく仔細に眺めてみますと……嗚呼、オラン・チナの最高にイイ加減な作業ぶりが車体のそこかしこに……(怒)。塗料の吹き方が最高にテキトーで、クリーム色塗料の巨大な塊が盛り上がっていたり、紺色部分にはOAクリーナーを以てしても決して落ちない指紋が刻印 (!) されていたり、クリーム色が紺色の上に引っ掻き傷のように乗っていたり……能勢電と同じく正面窓と一体成形のテールランプパーツが欠落していたり……(号泣)。とにかく、先日のNHKスペシャルでも扱われていた通り、チナ国の現実は自分さえ良ければの拝金主義地獄。見えざる顧客の笑顔のために誠心誠意丁寧な仕事に努めようなどという発想は薄いということが改めてよく分かります (-_-;)。あるいは、塗装面も含めて出来の良い鉄コレも存在するのも事実ですし、同じく広東あたりで作っているマイクロも塗装だけはキレイですから、それなりに給料を払っている熟練工ばかりの工場・ラインと、受注増による急場しのぎのため安い賃金しか払ってやらない寄せ集め未熟練工ばかりのラインがあるのだろうか、と……。まぁ下手クソ模型初心者の私が人のことを言える道理もないかも知れませんが、少なくとも自分で塗装した際に失敗して起きる激しい指紋ベッタリや塗装の乱れを放置することはないです……。
というわけで、紺色部分についてはGM青20号をシンナーで薄めて、クリーム色部分についてはGM国鉄特急色クリームと東武セイジクリームを足して2で割った混色で、上から丁寧にタッチアップ……。その上に半光沢を吹いたところ、ようやく「やれやれ、到底完全ではないけど飾っても違和感ないな」というところまで持って行ったのでした……(@_@)。
今回はTM-12動力を事前に買いそびれ、現在近所の模型屋に注文中ですので、動力挿入予定車の下回りはN化していない状態ですが (上画像の2両目)、とりあえず整備が終わった!ということで、前パンが凛々しい5311形と並べてムフフン♪ なかなか良い感じです……(サボや幕がまだないですけど ^^;)。あ~あ、とにかく鉄コレはモールドが良いだけに、丁寧に作られさえすれば完璧だと思うのですが……。
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