昨年の秋、ふとした思いつきで、史上最凶のケツ作フリーランスN模型「社会主義日本エレクトリーチカ」の続編製作に着手し、今度は北朝鮮のヘロい電車にインスパイアされた様式にしようということで、「旧国70系の顔+東武10000系の側面+国鉄101系/秩父1000系の屋根」を組み合わせてみたものの……その後は全く作業を放置した状態となっていました。しばらく模型いじりをする時間が減ったのと、自室の畳を入れ替える際、増えすぎた模型や素材をあちこち動かした結果、どの素材が何処に行ったのか良く分からないまま、細かい板キットいじりに取り組むモチベーションもダダ下がりに……(-_-)。
しかし最近、平壌を観光で訪問した中国人の知人から、土産として大同江ビールを1本頂いたのをきっかけに、このフリーランス模型製作が放置中であったことを思い出しました。そこで、改めて模型の素材を整理整頓したうえで、非常~に久しぶりに続きの作業に取りかかってみました。
今回の作業のメインは中間車2両の製作。最終的には6連化するつもりですので、あと2両足りないわけですが、とりあえずGMの東武10000系4連エコノミーキットを側面素材として使っていますので、その数だけ作ってみた次第です (残り2両分は改めてGMストアで買います ^^;)。でもって、単なる箱にするのみですので、大した作業ではない……と思いきや、東武10000系の側面と国鉄101系の妻面はうまく噛み合わさりませんので、接合部を紙ヤスリで平らにして整えてやる必要があります(面に対して概ね45度でヤスリを当て、斜めの貼りしろをつくる)。しかしそれは、物理的なかみ合わせを抜きにして単に接着剤の接着力で貼り合わせているに過ぎませんので、組む作業の途中で何度もバラバラになったり……(泣)。また、国鉄101屋根パーツも東武10000系側面とすんなり合うわけではなく、屋根側の裏突起の端を削るなどの工夫が必要となります。
とまぁこんな感じで、約11ヶ月ぶりに作業を再開すると、すっかり先頭車を作ったときの要領を忘れていますし、何と言っても指先の感覚が失われており……メチャクチャ面倒臭く疲れました (滝汗)。焦点も合いにくいし……まさか老眼?! (爆汗)
車体が組み上がった後は、4両分の妻窓をプラ板とパテで封鎖し、結構生じている隙間もパテで丁寧に埋め (今回の先頭車の作業はパテ埋め、そして屋する整形作業の際に邪魔となる前照灯の切除のみ ^^;)、あとはヤスリがけの鬼となるのみです。そして雨樋を設置すれば基本的なボディ作りは終了し、いよいよ社会主義的なカラーリングを塗る番となりますが、そこまでたどり着くのは何時になることやら。
ラベルと王冠はマズそうですが、とても美味いらしい……(まだ飲んでない ^^;)。少なくとも、薄々なウリナラ・テーハンミングッ製ビールよりは余程良心的な味なのだとか。そりゃぁまぁ、特権階級たる党幹部・平壌市民と外国人観光客に飲ませるためのもののようですので……。
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