地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ伊豆急8000系をN化する

2016-09-08 02:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 最近発売された鉄コレといえば、東急8000系改め伊豆急8000系の存在を忘れるわけには行かないでしょう。最近東急8000系といえば、伊豆急ではなくジャカルタで悩殺されてばかりの私ですが、「一年じゅう伊豆のなつ」な8000系を掌の上で転がす幸せも実に良いものだと思いますので、リリース発表と同時に予約を入れてゲットしたことは言うまでもありません♪
 さて、今回発売されたのは、以下の陣容になります。
*TA-5 クモハ8155 (先頭化改)=モハ8205 (WC)=クハ8015
*TB-5 クハ8005 (WC)=モハ8105-クモハ8255 (ちょんまげ)

 本来東急8000系は、クハ8000とデハ8100 (制御器有)・8200 (制御器無) というシンプルな構成となっており、これに加えてデハ8300・8400といった1Mの後発組もあったものの、まぁ有り体に言って8000/8100/8200が揃えば4・6・8連を自由自在に組むことが出来ます。しかし伊豆急譲渡にあたっては、2M2Tの4連はすぐに組めたものの、それだけではJRE伊東線内や混雑時の輸送需要には対応できず、さりとて6両固定編成ではシーズンオフや早朝夜間の寂寥たる状況に輪をかけてしまいますので、2Mの付属編成が用意され (1本目は1M1T→すぐに2M化)、先頭車が足りない分はのっぺら顔の中間車が改造されています。今回のブツではクモハ8155 (2枚目の画像) がそれにあたり、急行灯とアンチクライマー、それに正面窓下の飾り帯がありません。



 また、モハ8200は制御器がありませんが、デハ8100の車体とデハ8200の部品を組み合わせて、パン付きのモハ8200が登場しています。またクモハ8250のパンタは増設であることから、クモハ8250は乗務員室用の空調とパンタ設置スペースとの兼ね合いで、ちょっとお間抜けなちょんまげシングルアームパンタと小型クーラーがアクセントとなっています。それがまた良いのですが……(*^^*)。その後、2M2Tの基本編成と2Mの付属編成ではパワーのバランスが悪いこと、及び2Mでは閑散時に下手をすると短すぎることから、編成替えで2M1Tの編成が2種類 (TAとTB) 生まれて今日に至っています。

 今回の鉄コレでは、既にある東急8000系の金型をベースとして、そんな伊豆急8000系のマニアックな形態を細かく再現していることに好感を抱きました♪ とくに、クモハ8255のキュートなお間抜けさといったら……(o^O^o)。
 そして、個人的な好みにより、クモハを両端に出した6連とするべく、クハ2両は真ん中で向かい合わせることにしたのですが、登場当初の4連の雰囲気を楽しんでみたくなることもあろう……ということで、カプラーはボディマウント式TNとしてみました。スカートは省略していますが……。
 そのスカート、正面窓パーツで支持するようになっているため、取り外しはパッケージに要領が記されている通り、少々ややこしいものとなっています。まぁ、余り順序を守らなくても、取れるときにはポロッと取れますが (^^;
 最大の問題は……あくまで歴代の鉄コレ東急8000/8500系の基本設計を引き継いでいるため、窓パーツが実に外れやすく、組み直すときになかなかスッとうまく嵌まらないことでしょうか (時間を食われまくってストレス -_-メ)。幸いにして私が購入した個体は、屋根の端が浮くという現象はなかったのですが……。

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